2009年1月27日火曜日

理想と現実

オバマ氏が注目を浴びたのは、2004年の民主党大会だそうです。上院議員にさえなっていなかったとき。’全ての人間は、平等につくられている。どんな人でも決して否定されることのない権利をもっている。それは、生命、自由、そして幸福追求の自由である。’アメリカ独立宣言の一説からの引用。それから、たった4年後には大統領候補。一人の無名の人間が、理想の卓越だけによって上りつめる。人間の社会に簡単に理想が実現することは難しいようです。現実には、必ず醜いことや摩擦があるようです。だからといって、理想をえがくことを忘れてはいけないと思います。生きるということは、現実と理想のせめぎ合いではないでしょうか。現実と理想のせめぎ合い、一瞬の調和。きっと、それでよいのでしょう。私はインターネットでオバマ氏の就任式を見ました。イギリスの大家さんたちはテレビで涙を流しながら見たそうです。彼の言葉の裏にあるしっかりとした理想にきっと世界の人が心をふるわせたことでしょう。

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