2007年4月18日水曜日

牛とポニー

友達の絵が上野の美術館に展示されているので見に行った。とてもよかった。

私は彼女がどんな絵を描いてきたか大学生の時から知っている。そして、思い出した。大学生の時のあるクリスマスの日。広いアトリエで、私はポニー、彼女は牛を書いていた。教室は広くて、寒くて(冷え性)、私たち2人だけで、お互いの場所は隣同士だった。一人だったら寂しい思い出だったかもしれないけれど、彼女が隣で牛を真剣に描いていた事でそんなふうにはならなかった。 ありがとう。

あのころは、クリスマスのきらきらよりも、自分の書いている’ポニー’のことで人生いっぱいいっぱいだった。ロマンチックな思い出は何にも残っていないし、私は今、絵を描いてはいない。けれども、あれで良かったし、ああいうふうにしか出来なかった。

上野の美術館の彼女の絵は牛ではなかった。都会のビルの間からの大きな深い空だった。

2 件のコメント:

すえ さんのコメント...

昨日は楽しかったね!
これからもブログ楽しみにしてます☆
ポニー懐かしいね~ 私はそのときはサルを描いてたかな?!

007 さんのコメント...

すえさんが書き込み一号だよ。ありがとう。すえさんのサルも憶えているよ。懐かしいよ。毎日はかけないと思うけれど私も楽しみです。