ここ最近は、暑くもないけれど雨も降らないという天気のイギリス。午後になって陽がさしたので、少々早く大学を出て、バスに乗って、スーパーに行ってドーナツを一つ買って、川辺のガーデンに行って、芝生に腰を下ろしてムシャムシャ食べた(贅沢をいえば、おいしいコーヒーもほしいところだったが、ここは水道の水で我慢した)。晴れた気持ちのいい日だった。小さいことだけれど、やってみたかったことをやったら気持ちがすっきりした。周りを見ると、いろいろな人が芝生でごろごろしていた。ヨーロッパの夏のこういうところが大好きだ。どきどきしながら自分もごろりとしてみたら、空がきれいだった。
帰りは、ごろごろしている人達のそばでコケて、驚かしてしまった。ごめん。
2007年8月29日水曜日
2007年8月28日火曜日
休日
ひとりぼっちで 3日間の連休を家で過ごした。いつもなら図書館に行くけれど、あいにく工事のため夏期はしばらく閉鎖。大屋さんも留守。お茶にさそえる友達も気がついたら周りにいないという、寂しい状況にも気がついてしまった。どこかに行く予算もない。ひたすら草むしりをした。隣の人のリクエストで壁に張り付いていたアイビーも刈って、リンゴの枝も切ってやった。気がついたら黒いごみ袋10っこになっていた。はちに刺されて、かたつむりがうようよ足にはいあがってきた。まあ、少なくとも虫には愛されているのかもしれない、、、なんて思ってしまった。筋肉痛で夜は眠れなかった。
2007年8月24日金曜日
2007年8月9日木曜日
Garden 1
週末に一泊でケントに行って来た。目的は庭。
デレク・ジャーマンが作った庭。大学生になる前に本屋さんで彼の庭の本を見た。そのころは、自分にいろいろな引き出しを作ろうといろんなものを一生懸命に探していたような気がする。彼の写真集はもちろん洋書で、その頃の私には何が書かれているのかさっぱりわからなかった。それなのに私はその本を買った。私はそれをかれこれ10年近く読みもせずに見ていた。その本が本棚のどこにあるのか忘れた頃に、彼がイギリス人で、晩年を過ごした家と庭がダンジェネスにあることを知った。ダンジェネスは海辺の町。近くに原子力発電所もある。
その日はとても気持ちの良い晴れだった。10年かけて見に来たと言うにはかっこよすぎるけれど、その間になぜ自分がその本に惹かれたのか時々考えた。記念にダンジェネスの石を拾った。この辺の石は真ん中に穴が開いている。
私を車で連れて行ってくれた大家さんのいとこ(70歳)は、nasty gardenと言って車から降りてこなかった。それでも、私を車でいろいろ連れていってくれたやさしいおばあちゃん。
デレク・ジャーマンが作った庭。大学生になる前に本屋さんで彼の庭の本を見た。そのころは、自分にいろいろな引き出しを作ろうといろんなものを一生懸命に探していたような気がする。彼の写真集はもちろん洋書で、その頃の私には何が書かれているのかさっぱりわからなかった。それなのに私はその本を買った。私はそれをかれこれ10年近く読みもせずに見ていた。その本が本棚のどこにあるのか忘れた頃に、彼がイギリス人で、晩年を過ごした家と庭がダンジェネスにあることを知った。ダンジェネスは海辺の町。近くに原子力発電所もある。
その日はとても気持ちの良い晴れだった。10年かけて見に来たと言うにはかっこよすぎるけれど、その間になぜ自分がその本に惹かれたのか時々考えた。記念にダンジェネスの石を拾った。この辺の石は真ん中に穴が開いている。
私を車で連れて行ってくれた大家さんのいとこ(70歳)は、nasty gardenと言って車から降りてこなかった。それでも、私を車でいろいろ連れていってくれたやさしいおばあちゃん。
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