2009年1月31日土曜日

ゆき




日本での雪景色です。
お寺はこくぞう様です。

2009年1月28日水曜日

何故勉強するのですか?

どんぐりは田舎の寮があるカトリックの高校へ行きました。どんぐりの家は田舎にあって、どこの高校に行くにも汽車で2時間以上の通学になりましたので、先生の勧めとどこか違うところに行ってみたいという好奇心で、その高校に行きました。進学校ではないですが、みんなほとんど現役で進学していましたし、寮生活なので勉強時間も決まっていましたが、思春期だしさせられる勉強ほどつらいものはありません。いまでも思い出します、英語の先生の口癖、、、。’あなた達は何故勉強するのですか?良い大学行くためですか?そうなんですか?本当の勉強というものは、いつか自分を必要としている人を助けるためにするものなのですよ。どうしますか、明日、あなたがその人に助けを求められたら?’。毎日の単語、熟語テストに追われていた私たちは、そんな言葉をポカンと聞いていただけでした。

2009年1月27日火曜日

理想と現実

オバマ氏が注目を浴びたのは、2004年の民主党大会だそうです。上院議員にさえなっていなかったとき。’全ての人間は、平等につくられている。どんな人でも決して否定されることのない権利をもっている。それは、生命、自由、そして幸福追求の自由である。’アメリカ独立宣言の一説からの引用。それから、たった4年後には大統領候補。一人の無名の人間が、理想の卓越だけによって上りつめる。人間の社会に簡単に理想が実現することは難しいようです。現実には、必ず醜いことや摩擦があるようです。だからといって、理想をえがくことを忘れてはいけないと思います。生きるということは、現実と理想のせめぎ合いではないでしょうか。現実と理想のせめぎ合い、一瞬の調和。きっと、それでよいのでしょう。私はインターネットでオバマ氏の就任式を見ました。イギリスの大家さんたちはテレビで涙を流しながら見たそうです。彼の言葉の裏にあるしっかりとした理想にきっと世界の人が心をふるわせたことでしょう。

2009年1月26日月曜日

ああ、ヒースロー

はい、イギリスに戻りました。今回は、ヴァージンアトランティックで直行便で帰りました。なんと快適なことでしょう。皆さん、おすすめします。パイロットが、’welcome to sunny and bright England!’って、おい、天気は曇りで雨です。みんなで、笑っちゃいました。しかーし!ヒースローは世界第2位の飛行場らしいですが、何がいったい第2位なのでしょうか?パスポートコントロールの待ちが1時間ですよ!1時間立ちっぱなしで待たされました、、、。審査官も嫌気がさしているようで、質問もかなり機械的であっというまにパス。かなしいかな、私のグリーンのスーツケースがぽつんとおいてありました。タクシーに乗りたいのを我慢して、30キロの荷物を持って、自力で地下鉄とバスと徒歩で家まで帰りました。汗だくでした。夜は、ご飯も食べずに寝てしまいました。こうして、私のイギリスでの2009年が始まりました。

2009年1月23日金曜日

だいじなこと

イギリスから日本に帰って、さらに、都会から田舎に帰る私です。いつも田舎に帰ると’人のきもちをだいじにしたいなあ’と、思います。朝、どっかのおばあちゃんが持ってきた白菜なんかがゴロンと玄関に転がったりしているのが田舎です。贈り物も気持ちなんですね。そうじゃない人もいると思うけれど、自分はそういうのを大事にしたいと思います。喜んでもらえそうなしなものを時間をかけて探すなんて素敵じゃあないですかね。

2009年1月21日水曜日

里帰り

お正月は、実家に帰りました。いつの間にか、おばあちゃんは弱っていて、親は歳をとっていました。帰るたびに実感します。たぶん、毎日、会っていたらそんなことはないのだけど。地元の温泉に行ったら、お母さんの元同僚のおばさんに会いました。60代で痴呆が始まっていました。私が中学生だった時は、私たちが乗るスクールバスで元気よく通勤していたのに。ずっと、お湯が熱すぎるわ〜って言って楽しそうに温泉につかっていました。一方、うちの母は、役場の仕事をしていたので民生委員さんに会って、どうしてもその人の名前を思い出せず適当に話を合わせていました、、、。あっという間に時間は過ぎるのですね。時間はちゃんと経っているのですね。そして、ちゃんと私の実家滞在もあっという間に過ぎました。きまっていつも、帰り際に、あ〜もっとお手伝いすれば良かった〜とか、あんなこと言うんじゃなかった〜とか、、、急に、おばあちゃんの部屋のトイレ掃除したり、仏壇掃除したり、雪かきしたり、、、。親孝行も何事も早めにかぎりますな!

2009年1月2日金曜日

日本の新年とイギリスのa happy new year!

あけましておめでとうございます。今年もどんぐりをよろしくお願いします。

ところでどんぐりは、12月31日にロンドンから日本への飛行機に乗りました。そこで、私は新年をいつ迎えるのか?という疑問がわいてきました。どうなったと思いますか?新年を2回迎えました(笑)。はじめは機長さんが’Japanese new year, AKEMAHSITEOMEDETOUGOZAIMASU’って、そして、次にランディングのすぐ直前に’English new year, a happy new year’と。特に何もないけど、不思議な体験でした。成田空港はひっそりとしていました。日本のお正月はイギリスのクリスマスみたいです。それは、みんなが家族ですごす日だから。だから、どこもひっそり。二つのスーツケースをキコキコひっぱりながら、人もあまりいない空港から京成線で妹のアパートまで帰りました。電車もすいていて強い日差しが電車の中に入ってきて、ぼーっと外を見ていたらちょっとさみしくなりました。イギリスでいるときは外国人だから一人でクリスマスもしょうがないな~って思えるけれど、日本に帰ったのにさみしいと感じることがさみしいな、と。どんぐりのアイデンティティーのありどころが変わってきているのでしょうか。帰るたびに、ずいぶん遠くまで来てしまったものだと、時々戻れない後ろを振り返るのです。そして、今年もどんぐりは前へ進み(ころがり)ます。