2008年9月30日火曜日

ヘンリー

イギリスでよく見かける掃除機くんヘンリー。彼は通常は赤です。先日、ピンクバージョンHetty?を近所の電気屋で見つけました。

Finland 2

カンファレンスの2日目の午後は、友達と学会から逃げて2時間ほど公園を歩きました。フィンランドはいろいろな国によって植民地化?されて(スエーデンとかに)、独立をしてそんなに時間はたっていません。1970年代は国内戦争、ブルジョワ階級と労働者階級の争いでした。ヘルシンキ大学の裏門の脇の橋を通る時に友達が、この橋から向こうが労働者階級の人が当時、すんでいた場所だよって。ブルジョワ階級の多くはスエーデン人でした。北欧の国でくくってしまいがちですが、フィンランドとスエーデンの間にはいろいろあったようです。

夜は、島でお食事会でした。海側から見えるヘルシンキの街は本当にきれいでした。スオメリンナ島は戦争の時に使われた島で、今では世界遺産です。不思議なレンガの建物でお食事です。とっても素敵でした。ここでもやっぱり、ワイン飲んじゃいました!ここで、素敵なお話を聞きました。スエーデン人のおじさん(フィンランド1参照)は、1970年ぐらいにヘルシンキの新しい教会の記事を読んで、そこを訪れて、そこで結婚式をしようと決めたそうです。それから、彼は奥さんとなる人(スエーデン人)に出会い、その教会で結婚式を挙げました。もう35年間、一緒だそうです。その当時の、スエーデンとフィンランドの状況を考えると本当に良い話だと思います。


2008年9月29日月曜日

Finland 1

23日から27日まで、フィンランドのヘルシンキ大学で行われた学会に行きました。ヘルシンキは去年の同じ時期にも行っているのですが(去年のブログ参照)、今年は少しあたたかいような気がしました。ヒースローから2時間50分ぐらいでヘルシンキの空港に着きます。着いたのは夜の9時で、空港からフィンエアーバスで市内へ30分ぐらいです。前にも来ているので、全てがスムーズにすみました。ただ、駅から荷物を引っ張ってホテルに行くのはちょっと大変でした。安全な街だけど夜だし、オンナノコだし?ホテルはフロントが無くて、前もってもらっているキーコードで入るシステムです。無事、部屋までたどり着いたときは12時近かったです。近くのキオスクで買った、チンするスープとパンをかじって布団に入りました。

なぜか眠れずに、夜中の2時に起きてしまい、プレゼンテーションの改良と練習をしました。プログラムに変更があって、初日の午後に発表することになり心配で眠れなかったのかもしれません。ヘルシンキ大学のPhDの学生のMと、大学のレセプションで待ち合わせをしました。大学までの道は覚えているのですが、ヘルシンキの街はトラムの路線の延長工事でどこも歩きにくかったです。無事、レジストレーションして彼女と再会できました。
午前はキーノートスピーカーが3人話をするのを聞きました。初めのスピーカーは、Dissanayake, E. 文化人類学者です。彼女の本はとてもすばらしくて、本人に会えただけで来たかいがあったというものです。素敵な人でした。

お昼は、学生食堂のチケットをもらいましたので、ヘルシンキ大学の食堂に行きました。普通、学生は400円ぐらいで定食が食べられます。サラダ、パン、あたたかいメインの皿、飲み物です。

午後一の(私の)指導教官のプレゼンのお手伝いに行って、その後は自分の発表会場に行きました。小さい講義室だったので安心しました。しかし、私の発表が始まる前に、ひとがどんどん来るではないですか、、、、とうとう、立ち見の人も出てきました。どうせ(いじけてません)誰も来ないと思って、ハンドアウトも10人分しか作っていませんでした。思ったよりも緊張せずに落ち着いて話せたと思います。質問も沢山出ました。とくに、カナダやアメリカの研究者から質問されたのには驚きました。

そんなこんなで、一日目のカンファレンスは終わりました。オープニングパーティーは夕方、シティーホールであるということで、どうしたものかとウロウロしていると、スエーデン人のおじさんと、おばさん(プロフェッサーです)に誘われて一緒に行くことになりました。時間があるので彼らのホテルに連れて行かれ、ウイスキーを飲まされました。一緒にいた友達も。どうも、これがウメペダゴギー(ウメ大学の教育学)らしいです。夜の立食パーティーでは、ひたすらミートボールと魚のパイをむさぼりました。本当はいろいろな人と話をするべきでしたが、やっぱり恥ずかしくて、、、。その後は、友達とヘルシンキでも一番古いレストランのカフェでお茶を飲んで近況報告と将来のことについて話しました。

2008年9月23日火曜日

私の感情は&決断について

私はどうやら自分の気持ちを自分の中におさめてしまうようです。今日も指摘されました。もっと怒っても良いですよって。なんでだろう?悩みを聞いてほしくても、結局、持ち帰ることの方が多いのは確かです。これを書いている最中に、大家さんとTさんが電話でしゃべりまくっています。そんな二人がうらやましいです。あごはパキパキ、肩はバキバキで、私の体にはいろいろなものがたまっているようです。

私が最近、よく眠れない悩みについて相談したところ、こんなふうに答えてくださった方がいらっしゃいました。’良い決断や悪い決断はないと思う。ただ、自分が後悔するような後ろ向きな決断はしない方がいい’。他人にとって良くても悪くても、自分にとって本当であれば良いのだろうと思います。そういうことでしか私たちは(少なくとも私は)前に進むことができないのでしょう。

2008年9月22日月曜日

財産は?

今年はちょっと押し入れの片付けをしました。一度には捨てるにしのびないものを少しずつ処分しています。今年は、発見がありました。おかきの箱に入ったたくさんの手紙を処分しようと思ったのですが、全く捨てることができませんでした。ほとんどは、中、高、浪人、大学の時にもらった手紙たちです。もちろん処分してしいたので数はだいぶ減っていました。いろいろある私ですが、何もやってきてはいないんじゃあないかという無力さやいつも一人だったという思いがいつも何処かにある私です。でも、今年、この箱を開けて驚きました。ひとつひとつの手紙のあったかさに。私は、馬鹿だったなあと思いました。こんなに人に思ってもらっていたんだということを本当に忘れていました。バレー部のH先生は、卒業の時の中学生のお礼のお手紙に自分の考える幸せについて書いてくれていました(幸せになってくださいと、ただ、独りじゃあ幸せにはなれないようだよ、って)。高校の寮の友達の手紙、別の予備校に移った友達からの近況報告、、、。もらった当時も、きっとうれしかったはずだけど、また、今読むと、その時わからなかったことが少し感じられました。本当に私は馬鹿だなあと思いました。

2008年9月21日日曜日

ばら

ばらは、イングランドのシンボルです。イギリスに来て、時差ぼけと頭痛がひどくてあんまり調子は良くないですが、元気です。今朝は、隣のうちでアーティストが作ったジュエリーの販売をするので、大家さんと行ってきました。買う気はなかったので、家の鍵だけもって。リビングには指輪なんかが入った箱がおいてあって、近所のおばさんたちがおしゃべりしながら楽しんでいました。知らないおばさんに、ガーデニングしている子でしょ?って、何度も声をかけられました。帰ろうと思ったら大家さんが、どれが良いって?聞くのです、、、。ガーデニングのお礼にと、ばらの形の小さなピアスを買ってくれました。正直、ホームシックぎみな私は涙が出そうになりました。

2008年9月20日土曜日

あご

顎が外れました。勉強中にです。初めてではないのですが、いきなりなんでいつもびっくりします。自分ではめられるわけもなく、タオルで口を押さえて、お財布だけもって(ロックもせずに、、、)近所にあったはずの歯医者に行きました。案の定、しゃべれない私を待合室のみんなが好奇の目で見ていました。はめてもらって、顎関節症かもしれないから一度ちゃんとみてもらうようにと言われました。国立病院でもみてもらって、結局は、クリニックでマウスピースを緊急に作ってもらってはめています。噛み合わせ、極度の緊張状態、ストレス、うつぶせに寝る、パソコン仕事、食いしばり、はぎしり等が悪いみたいです。関連して頭痛や肩こりもあって、、、。あ〜なんてこったー、です。でも、気にしてみると、私ってけっこう体にいつも力が入っていて、歯もくいしばっているんですね。夜に何度も目が覚めるというように、ちゃんと眠れていないのも良くないみたいです。いろいろ、生活を変えていこうと思います。ただ、やっぱり、いつ顎が外れるか?心配です。自分ではめられると良いんだけど。

2008年9月16日火曜日

白馬


日曜日と月曜日の連休に、白馬に行ってきました。朝晩はとても涼しかったし、山の上は寒いぐらいでした。18時間ぐらいの滞在だったので、白馬の魅力はほんの少しもわかっていないのかも知れませんが、もう一度行ってみたいなあと思いました。イギリスに行く前に、どうしても山が見たかったので良かった。田舎育ちなので、山の見えない都市部にいると自分の足が地に着いていない感じがどうしてもあります。私にとっての、深い夜、しっとりした朝の空気、大きな空、そして、本当の夜の静けさは都市部にはないような気がします。都会が嫌いなわけではないのです。夜の東京の街の光は私をワクワクさせます。ロンドンの重厚な建物の佇まいも。ただ、私のみぞおちのあたりにストンと落ちるものとはちょっと違うようです。

高村光太郎が書いていますよね、’千恵子は東京には空が無いと言う’と。


2008年9月14日日曜日

一村とばなな

本屋でイギリスにもっていく本をブッショクシテいて、よしもとばななの旅行記をちらっと立ち読みしました。奄美で田中一村の作品を観たことを書いてありました。’なんで、もっと自分の好きなことを突き詰めていかなかったのだろうか’と、書いてあることが気になりました。苦しい生活が彼をそこまで苦しめたのか、、、?しかし、そうでない画家もいる。画家としての一村の在り方や、彼の作品についてよりも、、、なんだかこういうことを感じたばななさんに興味がわきました。作家としてきっと厳しく、人間的に魅力的な人かな~なんて思いました。

2008年9月13日土曜日

銀座でインド

銀座で個展をしている友達がいるので、別の友達と行きました。そこに偶然、別のお友達も登場して、、、なんともラッキーなことにいっぺんに4人のお友達に会えました。ずいぶん会っていなかったのに、予備校、大学、大学院に行っていた時のように話をすることができました。夜は、京橋の飲み屋で個展をしているAさんとお話をしました。日本の飲み屋さんはすごく久しぶりに入りまして、なんだか若返った気分になりました?そして、Aさんと旦那さんの恐ろしく&面白いインドでの生活の話を聞きました。あ、でも、この人達はインドにいるからじゃなくて、日本、イギリス、ドイツ、、、どこでいてもすごく恐ろしい夫婦なんですよ。ホラー。二人を見ていると、結婚なんて私には無理そうだな、、、って。だって、すごーく相手を思ってラブラブな時と、殺し合いになりそうなほど修羅場な時があるんですもの。

2008年9月3日水曜日

姉妹

夕べ、間宮兄弟というDVDをみました。大人になっても一緒に仲良く住んでいる兄弟の話。夜は一緒にゲームしたり、並んで寝たりするです。笑えました。私たち姉妹も、それを見ながら館山のソーセージをたべて、おやつを食べて、、、いつの間にか二人で寝ていました。おいおい、あの兄弟笑えないぞ、、、。

2008年9月2日火曜日

うみとベトナム

今年は何だか海に行きたかったです。一度、夕方から行った日があったけれどすごく良かった。本当は、もう一度行きたかったけれど(今も行きたい)。妹は3回海に行ったようで、まっ黒です。昨日、会社で、ベトナム人かと思ったって言われたそうです(服装込みでーワイドパンツをはいていたらしい?)。思わず、夕ご飯を食べながら彼女の顔をじっと見てしまいました。ベトナム人、、、。