2008年12月31日水曜日

Ignore the store, we will!

近所に大手スーパーマーケットができました。私の住んでいる地区はまだ商店;パン屋、肉屋、チーズ屋、花屋が軒を連ねています。町並みも他の地区とは異なり、大型店など全く無い村のような感じがあります。90%近い人がこのプーパーマーケットの出店に反対しました。しかし、ついにオープン。反対運動的なものもありましたが、市民の声はとどきませんでした。オープン前には’Ignore the store, we will’ と書いてあるバッグが配られました。家の窓にこの張り紙をしているのもよく見かけます。貧乏どんぐり的には近くに安価なものを購入できるお店ができるのはうれしいのですが、近所の昔からの商店はつぶれてしまうのです。どんぐりは板ばさみです。地元のお店はどこも良いものを売っているけれど、高いのですね。どんぐり、スーパーマーケットのオープンの日にこそこそ買い物に行きましたよ。おまけにエコバッグもらいました。そして、また、そのバッグを持っていきました。でも、張り紙のはってある家の前とか、地元の人に会うともうドキドキです。石とか投げられたらどうしよう、、、なんて。でも、近所の人もつい新聞とパンとかは、そのスーパーに行っちゃうって。でも、多くの人は出来るだけ地元のお店をサポートするっていう雰囲気です。私の研究にもかんけいするけど、手づくりのものとかって、やっぱりお金に余裕がないと買えないんですね。難しいです。価格もそうだけれど、良い質のものをミワケル目は大事にしたいですな。ものの価値。とはいえ、どんぐりは今日もこそこそとthe storeに買い物に行くのでした。

2008年12月28日日曜日

靴屋でストラグル

イギリスはすごく寒いです。最低気温は0度で日中も5度ぐらいです。こんなイギリスなので、やっぱり女の子のどんぐりとしてはブーツを履いてみたいわけですよ。足が大きいどんぐりは、日本じゃあ、女の子の靴さえ買えません(涙)。イギリスではサイズはあるもののブーツはこわくてトライできませんでした。ヨーロッパの人びとは、体は大きくても足がとっても細くて長いのです。どんぐりは足は大きいし、太いし、、、。靴屋じゃいつも、足を靴に入れるのに苦しみもがきます。また、店員さんがみてたりすると、手に汗にぎる大奮闘です。靴屋でstruggle。ピーコならおしゃれは我慢です!っていうかしら。でも、こんな天気だからブーツってあったかいんですよね。ブーツだけじゃなくて奇跡的に見つかった私の足にあう靴は大事にはいています。

2008年12月27日土曜日

7時間耐久クリスマスランチ

クリスマスはいかがでしたか?私はパンダがバタバタと帰って行った後、隣のおばあさんにランチに招待してもらいました。2時にいきましたが、料理をしていた息子の前歯が取れてしまって、不機嫌になり料理が中断しまして、親子ゲンカモード。私は結局、銀食器磨きをして待ちました。そこへ、ゲイのお兄さんがパートナーと乗馬から帰ってきました。馬臭い二人にチューされて呆然としているところに、黒人さんとルーマニア人さんのとても感じの良い楽しいカップルが自転車でやってきました(2時間ぐらいかけて)。お兄さん(おじさん?)3人は台所で騒ぎながら、ポークや野菜のローストを料理していました。そしたら、ボンッ!って、爆発音が、、、。栗が爆発、、、。ちぐはぐな6人で食事を始めたのは6時でした。’2時間は早く食事できていたはずだよね〜’と、微妙にお互いを非難しながら、お腹いっぱい食べました。音楽や映画の話をしたりするんですね〜。ジョークも皮肉っぽいんだけど、お互いよく知っているからできるんでしょうね。イギリスのクリスマスに欠かせないクラッカーでも盛り上がりました。音楽クラッカーでおもちゃの笛が8こついていて、みんなで演奏するもの。でも、みんな自分勝手でジングルベルさえ演奏できませんでした。気がつくと9時過ぎで、私のネコアレルギーも限界だったので、おいとましました。

イギリスのクリスマスは大晦日ぐらい盛り上がりますね〜。本当はちょっと一人でいたかったけれど、出かけて良かったです。ちょっと前の私だったら出来なかったけれど、あまり知らない人たちの中でも、自然にしていられるようになったかな?みんなどうもありがとう。

2008年12月25日木曜日

クリスマスです。

今日はクリスマスです。お家でひとりぼっちです。全ての交通機関が止まり、お店は閉まっています。タクシーは2倍料金です。ともだち?のフィリピン在住のパンダが遊びに来ていましたが、今朝、帰って行きました。4泊でしたがあっという間の滞在でした。パンダはイギリスに何度も来ているのに、また、美術館に行かないで帰って行きました。図工の先生なのに、、、。何をしていたか、興味がある方は本人に聞いてみてください。今日は、お掃除、洗濯して、そろそろ通常業務に戻ります。今朝は、友達と大家さんにもらったプレゼントを開けました。両方、ボディークリームでした。私って、乾いていますかね? 
 せっかくいきましたが、閉まっていました。パークのなかのロッジです。  
 誰もいないカフェ。でも、家族でお散歩している人たちが沢山いました!

 
くつろぐパンダ、クリスマスイヴの夕ご飯。パンダの食欲は昔と変わっていません。
皆さん、心配しないでね。

クリスマスイヴですが、パスタとピザの気楽な食事。
いつか、クリスマスディナーなんてしてみたいな〜。

近所の池から見た街です。



2008年12月21日日曜日

結婚しなくていいですか。

’結婚しなくていいですか’。夫なし男なし三十路半ば(どんぐりの場合+貯金も仕事もなしだ、、、)。日本からこんな本が送られてきました。4コマ漫画。漫画は笑えるものだとばっかり思っていたけど泣けました。’時々不安になる。このまま歳をとっていくとどうなるんだろう。結婚もせず、子供も持たず。おばあさんになったら、あたしゃ大丈夫なわけ?’(すーちゃん;P3)。’衣食住は確保したいところ、、、衣はユニクロがあるからいいとして、、、結局、お金の問題か?!今年は真剣に宝くじ買うか?!って、ここまでで思考停止’(同感 byどんぐり)。どんぐりは予備校に行っていた時からすごくくじ運が悪いです。う〜ん〜(もんもん)。ロウゴ〜。


2008年12月20日土曜日

それでも、クリスマス。

厄介なこともあった1年でしたが、とりあえずクリスマスです。昨日、カンファレンスで発表した同じ研究室の人と一休み。緊張が解けなくて、二人とも頭痛がひどかったです。環境を変えようと、街にぶらりと出てきました。そして、彼女のクリスマスショッピングにくっついて歩きました。
高級ホットチョコレート、ご褒美です。


ショッピングモールです。私は見るだけです。


P&Mのクリスマスツリー。ここでも見るだけです。

わたしがおかしいのか?

あんまりブログにはがっかりな話は書きたくないのですが、あんまりがっかりして眠れないので、書いちゃいます。私は12月から学費が免除なのです。それが決まったのはもう5週間も前の話。それで、多めに払ってしまった学費が戻ってくるはずなのに、、、。何の音沙汰もないので、先々週に大学に確認したところ、、、どうやら、ほったらかし、、、。何度もメールを書いてもはっきり返事も無く、とうとうクリスマス休暇前です。今日になって、’本人からフォームをもらっていないから、アクションを起こせない’とか言うメールが、事務から回ってきました。そんなの聞いていません。たらい回しのメールは、全部、人ごとのように扱われて、、、。とてつもなくかなしいです。’彼女、ファイナンチャルプロブレムがあるみたいだから早くやってあげて〜’、みたいな感じです。大家さんもそれを見て、’ひどすぎる!’って。私が外国人でこの国のやり方を知らないから、こんなことになっているんじゃないようです。こんなことばっかりで、私がおかしいのか?と思ってしまうのです。

でも、反面教師です。どんな仕事でもやるからには、責任、誠意をもってやるべきだと。私はそうありたいです。この冬休み、お金の心配をして過ごさなければいけない私のことを、大学の人たちは考えもしないでしょう。こういうことに鈍感にならないようにしようと思いました。大家さんが言っていたけれど、仕事でお金を稼ぐのはもちろんだけど、ただやっているんじゃなくて、そのことを通して私もいろいろ得てきたのよ、と。そういう大家さんは、経済的にはずっと苦労して、65歳になる今も一生懸命アルバイトをしているのです。私も負けないようにがんばるぞ!

2008年12月19日金曜日

終わりなき試み

何とか2008年度の大学の行事を終えました?本を返却して、次のチャプターの出だしを書いて、、、まだあるけど。自分のプレゼンが午後だったのでずっと緊張状態で疲れた〜。終わったものの頭はぐるぐる回っていて、なかなかリラックスとはいかないです。やっぱり、英語でしゃべると、どうしても言葉と考えていることのギャップ?を感じます。日本語でも変わらないのかもしれないけど。原稿も無くしゃべっている人たちがうらやましかったです。でも、まだ理論を自分の言葉で説明できていないということもあります。もっと、しっかり理解を深めないといけませんな!と、反省もしつつ風邪で寝込んでいる大家さんのお使いにいってきました。街はいつの間にかクリスマス一色でした。不況のせいかセールもいつになく早く始まっているようです。あまりいいニュースは無いけれど、各家庭のキャンドルの明かりがとってもあたたかくていい感じでした。

2008年12月18日木曜日

納豆少年とプレゼン

明日はカンファレンスで30分も話さないといけないのに、探偵ナイトスクープを見ちゃいました、、、。それも、’納豆になりたい少年’。彼は納豆になれなかったけど、納豆に近づいていました。追い上げが苦手だから、ずいぶん前から準備をしてはいたものの、人前で英語でしゃべるのは相変わらず難しいです。ただ、自分の言いたいことはしっかり復習して!あとは、プレゼンを通して新しい考えがでてきたら良いな。今年、6つ目のプレゼン。でも、見ちゃいました。西田敏行が応援してくれているような気がします(勝手な妄想)。頑張ってきます!

2008年12月16日火曜日

A long queue

午前中、郵便局にクリスマスカードをだしに行きました。今年は郵便局の入っている店の外まで列が出来ていました。手紙を出すまでに30分は並んじゃいました。私の後ろのペンキ屋のお兄さんはせっかちらしく、鼻息が荒かった。みんな、カードやプレゼントを送るみたいでしたが、なんとラフなラッピング!箱を二つドッキングさせたものや、イギリスの薄いガムテープをぐるぐる巻きにしたもの、大きい箱に小さい箱をガムテープでくっつけてこぶみたいになった箱、、、そこで、私は思いました、、、限りなくクリエイティブだけど、限りなくskilled knowledgeがこの国から消えていることを。日本から来た私は、なぜかそれを愛らしいと思えるのですがね。

2008年12月15日月曜日

パントマイム

パントマイムはイギリスのクリスマスに欠かせないイベントらしいです。子供向けの劇のことですが。私はピーターパンに連れて行ってもらいました。フック船長のコスチュームや光る棒を持った子供達がいっぱいでした。劇はジョークがいっぱいで子供も大人も楽しめます。本当にイギリスの芸能人のスキャンダルとかもジョークにしていておもしろかったです。参加型でみんなで立ってうたったり、ステージに子供が上がってうたったりでした。フック船長がピーターパンを殺そうとするとすごいブーイングでした。そこで、直ぐ殺さずに薬に毒を入れて帰る船長も良かった。私はピーターパンをみたのですが、シンデレラとかもやっているそうです。でも、そのシンデレラおじさんが演じているらしいです、、、ヒゲもはやして。

2008年12月14日日曜日

Craft as skilled knowledge in everyday life

I completed a scarf for my landlady today! She loved it. I think I have improved my crochet techniques?! This is 'skilled knowledge'. Now, I can manipulate crochet tools and materials better than last year. This is a hobby craft. I really enjoy making for myself at home. Do you make something at home?

クリスマスいろいろ


オックスフォードサーカスのクリスマスイルミネーションです。

コペントガーデンのマーケットの中のイルミネーションです。

私の机のクリスマスツリーです。

うちのフェイククリスマスツリーです。星が行方不明です。

今年は景気が悪くなって暗いニュースも多いイギリスですが、クリスマスは年に一度みんなが誰か他の人のことを考えることが不思議と出来てしまう月です。高校生の時、クリスマスの4週間前にくじを引いて、その紙に書いてある学生、シスターのためにクリスマスまでお祈りをして、クリスマス当日にプレゼントをあげるという行事がありました。イギリスに来て初めてのクリスマスは、寮の人などにカードをもらっただけなんだけど、涙が出ちゃうぐらいうれしかったです。カードを書く間、プレゼントを探してお買い物する間、みんなかんがえているのですね。みなさんは、誰のことを思いますか?


2008年12月13日土曜日

ますく

インフルエンザがイギリスでもはやっているみたいです。大家さんに話したら、どうやってインフルエンザの種類なんてわかるの?って、、、それは、病院で検査すればわかるってもんで、、、。イギリスでは検査しないのかな?大家さんの風邪とインフルエンザの違いは、風邪は頑張ればなんとかなる、インフルエンザは頑張れないから寝る。そして、私がマスクをするのを笑うのです。日本人は外でもマスクをするのか〜って笑います。予防と人にうつさないエチケットだと思っていたけどな〜。そこで、大家さんはキッチンタオルをセーターの袖口からだして?!鼻をかんで袖口に入れたのでした。イギリスではティッシュを何度も使うのをみうけます。でもね、国立感染研究所、厚生省によると使ったティッシュは直ぐ捨てましょう!って。とにかく、皆さん、風邪、インフルエンザには気を付けてくださいね。予定していたことをキャンセルしなくてはいけなくても、罪悪感感じること無くキャンセルしてください(Mさん、Kくんお大事に〜。来年、また、何か企画しましょう)。

2008年12月9日火曜日

クリスマスです

イギリスはもうクリスマスモードです。サンタほっほっほって笑うそうです。小さい時は、父と祖父がそれぞれプレゼントをクリスマスに枕元においてくれました。父親らしいこと(遊んでくれるとか)をしてもらったことはほとんどないけど、今思うと頑張っていたんだと微笑ましく思います。家の煙突は人が通れるほど大きくなかったので、すごく心配していました。私のアルバムの中には、三角の帽子をかぶって、パジャマにハンテンを着て、クリスマスツリーの横でポーズをとっている写真があります。おじさんがパチンコで取って来た長靴にお菓子が入っているやつ、それの長靴を妹のと合わせて無理矢理はいて、破壊して、妹を泣かせたことがありました。ごめんなさい。でも、はきたかったの。まったく宗教色もなく、意味も無いクリスマスだけど、子供の時は楽しみにしていました。

2008年12月1日月曜日

師走だから

個人主義の国にいると、しっかりしていないといろいろ振り回されるし、使われます。今年も後一ヶ月です。やることがいっぱいなのです。だから、目標をしっかり見つめて、多少のことは気にせずに、出来ないことは、嫌なことはNOと言える女でありたいです(できるかな、、、)。博士論文第一だ〜!

2008年11月29日土曜日

ツマブキくん

夕べ、偶然にツマブキくんが出ているトーク番組をYoutube でみて、思いっきり笑いました。そういうこともあまりな今日この頃でしたが。彼は納豆を毎日食べるそうで、こだわりの食べ方を披露していました。おまけにくせ毛だそうで、ヘアースタイリストさんにも、投げ出されたほどだそうです。たいした内容じゃあ無いのかもしれないけど、思いっきり笑いました。全国放送でしゃべることでもないですよね〜と言っていましたが、彼もまさかYoutubeにのっけられて、私のようなものがイギリスで見ているなんて思っていないだろうな。今朝はみそ汁と納豆をたべました。

2008年11月28日金曜日

あ〜たべたいな

自分で意識してはいないけれど、体が疲れているみたいです。食欲というか消化力も随分落ちていて、なんだかな。だから、誰かと一緒に食べるようにしているのだけれど。夕べ布団に入ったら、にぎりたての寿司が食べたいな〜と思いました。食べにいっちゃおうかな〜。もうこの際、節約とか言ってられないですよ。でも、一人でいくのはいやだな。

研究は先生に気合いを入れられてやること?考えることが沢山です。だから、アロマとリフレとウオーキングで体を大事にして、できるだけしっかり食べてがんばろう。

2008年11月25日火曜日

ヤルキ

12月からはファイナルイヤーということで、今学期は気合いが入っているどんぐりですが、ここは異国の地ということもありまして、日々の雑事に追われたり、体調を壊したりと、、、空回りをしています。元気な日でも、1日のうちにもやる気が出る時間があるのですが、やっぱり11時から1時ぐらいと4時から6時半ぐらいが私のゴールデンタイムですな〜(クラッシックFM聞きながら)。それ以外の時間も机には向かっていますが、やっぱり集中力に欠けますな〜。で、先生からのメールとか学校のセミナーは良い刺激剤です。音楽とか、本とか、、、モチベーションを保つためにいろいろ工夫します。でも、最近、思うのは健康かな?心も体も元気なのが一番ですが、それが以外に難しいものなのです。今月も残りわずか、頑張っています!

2008年11月19日水曜日

ヨッパライ

どんぐりは、お酒はほとんど飲まないのですが、今週はもう2回飲みました。ほんの少しです。でも、夕べはグラスに一杯のワインでした(最後は気持ち悪くなりました)。日本の大学の友達は、よく飲んでいたものでした。飲んで絵を描いて素敵な4年間っていう話も、、、。そんなどんぐりですから、酔っぱらいは沢山見ています。でも、自分は酔っぱらいません。酔っぱらう前に気持ち悪くなります。酔っぱらうってどんな感じなんでしょうね〜。私、酔っぱらえないんでしょうかね〜。

2008年11月12日水曜日

枯葉

曇りや雨の日が多い今日この頃ですが、寒いけれどお日様の出る日もあります。近くの小学校の子供達は枯れ葉を髪や服にくっつけたまま走ったり塀によじ登ったりしています。そんなのを見ちゃうと、自分もそんなことをしていたな〜なんて思い出します。その日一日が全てであるかのように、感情の赴くままに過ごしていたように思います。枯れ葉のにおいとカサカサという音で、もっとリアルにあの時の冷たくなった自分の手、3時頃の太陽の光の色だとか、赤くなって木から落ちそうな柿、おじいちゃんのタバコの匂い、友達の鼻水をすする音だとかが思い出されました。こういう感覚が今の自分をちゃんと支えて、作っているんだなあと思う今日この頃です。いろいろあって、何が本当の自分の考えなのかわからなくなるようなことがあっても、きっと大丈夫なように。そして、今でも、うっかり傷ついたりして、布団をかぶって涙する時は、決まって祖父の’どんぐりは優しい子だから’っていう一言が思い出されます。もう、33歳なのに。でも、不思議ともうこの世にはいない祖父の言葉が今でも私に勇気をくれるのです。そこら辺で草まみれになって転がっている小学生達も、みんな自分にとっての何か支えになるものを知らず知らずのうちに、周りから受け取っているのか。そうだといいな〜と思いました。

2008年11月7日金曜日

やっぱり難しい

学校やその他の事務的な問題を英語で解決するのは、本当に難しいです。今回は本当に困って、大家さんに手紙の添削を頼んでみました。もっとストレートに表現しないといけないようです。すごくシャープになりました。あとは、考え方の違いがお互いの理解の度合いを難しくしていることがあります。イギリスはいろいろなバックグラウンドの人がいるから特に。イギリス人の大家さんは、電話で何かをオーダーするのにも困っています(インドのコールセンターにつながります)。私だって、当たり前に他の人が理解できることを出来なかったりして、、、。だれかが、日本は世界の田舎だと言っていましたが(意味は違うと思うけれど)、本当に難しいな。

2008年11月5日水曜日

たべる

大家さんにリゾットを作ってあげたら、お礼にカレーを作ってくれました。私以上の食欲です。食べる食べる。イギリスに戻って一ヶ月以上過ぎて、私の体は日本のたべものからイギリスの食べ物でできているように変わったのでしょうかね、なんて思ってみます。でも、今、自分が食べているものがどこから来たか本当はよくわかっていないんですよね。それで、私は毎日、動いているんだな〜。不思議で不気味だ。それにしても、大家さんの食欲はすごい。夜中にトーストの焦げる匂いがしてきました。

2008年10月25日土曜日

胸を張って歩きましょう。

昔のノートに挟まっていました。

「朝と夜のあいだに人びとの気分は変わる
ひもじいときは亡骸のようになり
満腹になるとその神とも張り合い
ものごとが順調にいっているときは
天にも昇るなどとじゃべくるくせに
困った時には地獄に落ちそうだとわめく」
5千年の時を経て驚くべき発展を遂げた人間文明ですが、人間自体は何も変わっていないのです。気の遠くなるほどの時間、全く同じことを繰り返している私たち、「私」不在で着飾ることばかり器用になった私たちですが、今が最高、ここがパラダイスなんて思わなかったからこそ、試み考えてきたわけです。そんな幼い人間なので失敗する自分を恥じることはありません。何度駄目でも、また試みることを許されていることを忘れずに胸を張って歩きましょう。

浪人していた時に、書いていたノートに挟まっていました。講師の先生が書いたもののコピーだったと思います。このときは、失敗の連続でいつの間にか自分を責めて臆病になっていました。だから、不器用な私は、その当時、あの状況を乗り越えようと毎日ノートを広げていたように思います。でも、今、この紙を見ると私は違うことを考えます。あの時があったから今があると思うし、調子がいい時ほど、いろいろなものが見えなくなっていることが多いなあと思いました。一番苦しい時に、考えたことや、決心したことを忘れないでいようと思いました。

気をつかう

ちょっと、前回の続きのような話。そんな大家さんだけど、私が一番気をつかうのも大家さんです。私たちは、他人同士で同じ屋根の下に住んでいます。だから、気持ちよくお互いが過ごせるように、一番近い人だから気をつかいます。気持ちよく過ごせるように頑張ります、我慢もします。そういうことが出来るのも、相性が良いのもあるからだけれども。でも、時々は’どうして、こうしてくれないのだろう(怒)’なんて思うこともあるんです。でも、’私、甘えているなあ’って、反省もします。

人と人のことだから、いろいろあるのです。毎日、日々、違って。イライラするときも、うれしいときも、悲しいときも、寂しいときも、全部がその人の本当で毎日だと思うのです。まるごとそのまま。

2008年10月22日水曜日

ありのまま

今日は、まだ完全復活とは言えない体調だったので、家で朝から勉強していました。大家さんが、電話で珍しくイライラして大きな声を出していました。ちょっとドキッとしました。夜に、夕ご飯を食べていた時に、
大家さん:’ごめんなさいね。朝、大きな声だして。銀行ともめてね’
私:’うんうん’
次の瞬間に
大家さん:’あ、オーブンのガスつけてないわ〜’
それから、大家さんがエプロンしているのに、首にシャツとマフラーをかけていたので、
私:’何で?’
大家さん:’庭に行くのに、コートを着るのが面倒でね、さっきね’
私:’忘れてたんでしょ〜’
大家さん:’本当はね、、、’
(二人で微笑む。そして、ひひひひひ、、、と笑う。)
大家さん:’でも、少なくともどんぐりが笑ってくれるから良いわ〜。どんぐりは、私をありのまま受け入れてくれるから。ジャッジしたり、批判したりしないで’
私:(テレル)。
大家さん:’昨日の夜、私の夕食のお皿洗ってくれてありがとうね’
私:’もう、おぼえていないよ’
大家さん:(微笑む)
大家さんは、エキセントリックだけれど、ちゃんと話を聞いてくれて、私の気持ちも聞いてくれて、彼女こそ、私をありのまま受け入れてくれる人なのです。

2008年10月20日月曜日

滋養強壮、風味絶佳

滋養強壮、風味絶佳。キャラメルのパッケージに書いてあります。そして、風味絶佳は私が今週末に、熱をだしながら読んだ本。

、、、何か大きなものによって人間関係は動かされている。私たちにはかなわない力強いものに。そう思うと、何故だか気は楽になる。色々なことを諦めるのに成功して、波立つ心は、ようやく鎮まる。
『そんなことないよ。だってあの引っ越しの日、ほんとうはおれ、ボードに休みっていれておいたんだから。でも、伝票見て、驚いて、わざわざ変えてくれるように頼んだんだよ。あのとき、自分から行動起こさなかったら、、、偶然道端で会ってアイス食っているわけじゃない。人との付き合いって、全部自分の努力からなんじゃないかな。』(山田詠美 『風味絶佳』)

仕方がないって、気持ちがザワザワすることから上手く逃げるようになっていたなあと思いました。でも、いろいろ努力した分だけ、もうちょっと忍耐強く待てるようになったり、やさしくなることも、本当だと思ったりもします。イギリスは、まだ、マイルドな天候です。キャラメルが恋しいな。

あっ、関西の方は、もう何も打つ手がないことを、’もう、にっちもさっちもいかん、グリコの看板やがな〜(=お手上げ)’って、本当に言うんでしょうか?誰か教えてください。

2008年10月12日日曜日

ティッシュでぽい

真夜中に冷や汗かいちゃいました。急に、昼間にマウスピースをティッシュにくるんで鞄に入れたことを布団の中で思い出しました。それが、無くて、、、。捨てたような気がしてならないのでした。私、結構、すぐにモノ捨てるのです。でも、結局、朝見つけました。良かった。そこで思い出したのは、婚約指輪をティッシュに包んでポイした私の友達。人ごととは思えません。まあ、マウスピースと婚約指輪じゃ、違いすぎるんだけど、、、。

2008年10月11日土曜日

肩こりとタイのお兄さん

今日はいつになく肩の調子がわるく(桑田みたいだなーちょっと古いか?)、生の人参をかじったようなポキポキ音が頭と首の付け根から聞こえます。日本から持って来た例の匂いのする湿布を肩にはりました。気持ちが悪くて台所で空を眺めて洗濯機が止まるのを待っていたら、タイのバスに乗ったことを思い出しました。Yチンさん(仮名。犬占いがチンなので)から角田光代さんの旅行の本をお借りして読んでいるからかな?ミャンマー、マレーシア、タイ、ラオス、タイ、マレーシアの2ヶ月の一人旅のほんの一コマでした。ラオスにスローボートでメコン川から入って(角田さんはスピードボートに乗ったって書いてありました)ラオスをバスで回って国境からバンコクへ戻るときのバス。私の足は蚊に刺されたことが原因でサンダルに入らないぐらいパンパンで、頭ももうろうとしていて、椅子に座っていることがつらくてつらくて、ナイトバスだったけど一睡も出来なかった夜。いつの間にか、私の前に髪の長い人が座っていました。髪がフワフワ〜。髪を何度もかきあげて、運転手のお兄さんと談笑しているようでした。彼が男の人だと分かったのは朝方、バンコクのバスターミナルに到着するほんの少し前でした。イギリスで青空見ながら、不思議なことを思い出すものです。彼のすごく細い腰と長い髪のことが私の脳みそに残っていたのですな、PhDの論文のことと一緒に私の頭の中で残るのかな?

2008年10月10日金曜日

賑やかな日

今日は賑やかな日でした。朝からグループチュートリアルです。うちの研究室は月に一度はやります。内容は、情報交換や学会報告等やって、一つの研究論文(ジャーナルから一つのアーティクルを選びます)をみんなでディスカッションします。初めに先生が、論文について質問をしてきます。基本的には深く読んでいるかのチェック、とはいえ、科学的論文の必要事項をちゃんと説明してあるか?というようなことです。研究方法の具体的な説明等。これは、トレーニングです。研究者としてちゃんと論文が読めるようにという。そして、その論文の弱いところとかも指摘したり。批評的に論文を読む練習?かな。それに、私にとっては人前で話をして、ディスカッションする練習です。なかなか、間に入ってゆけないのが現実です(涙)。

今日は新しくPhDのコースを始めるギリシャ人の演劇の先生も加わりました。ギリシャ人だからか?神様みたいな名前のお兄さんでした。それからマスターをやっているアフリカからの彼女は、修士論文制作中に赤ちゃんが出来て男の子を出産して復帰しました。子育てしながら頑張っています。一段落して、PhDのカナダ人の友達とお昼を食べながら、女の人が結婚して出産して子育てしながらキャリアをつむことがなかなか難しいという話をしました。一緒にご飯を食べた彼女は4人の子供がいます。いろいろあるけど、それぞれの形でがんばっているのです。イギリスは多少はいろいろな形で頑張ることができる環境があるかもしれないですね。自分のかたちか、、、どれも、私には夢のようなお話ですな。

午後は自分の研究のことで先生の指導が入って、学会報告書とか書いていたら7時過ぎて真っ暗。林の中を帰るのは禁じられているのですが、お腹が減っているので誰かの後を歩くようにして、林の道で帰ります。今日にかぎってカップルが私の前を歩いているじゃあありませんか。本格的に林の中に入ると手をつないで歩き始めました。ドキドキしたのは私だけ?追い越そうにも、その二人、ぴったりくっついているので、結局は尾行するようなかたちになってしまいました、、、。家の前まできて、自分が怪しい人になっているのに気付いたのでした。

2008年10月9日木曜日

めでたいこと&ゴ○ブリのようにしぶとく

大学のときのクラスメート?がとうとう結婚する事になりました。二人は私が知っているときから二人だったので、もう、ずいぶん長いこと一緒にいるようなきがする不思議なカップルです。モルジブで式を挙げるそうです。パーティーは日本で。せっかくお知らせもらったけれど、また、出席できないので残念です。私がイギリスに来て5年ぐらいたとうとしているのかな?その間にお友達の皆さんは、どんどんご結婚されていきました。でも、その一つの式にもパーティーにも出席できていない私です。年齢的にも結婚が重なるような歳だし、いくつもの式に出席するのは大変だろうけれど、友達が幸せになるのをみることは、自分が思った以上にうれしく感じるものです。本当に、ドラマを見ている感じがするのは私だけかな?ちょっと考えるだけでウルウルするんだけど。結婚後も、家庭をもって、、、その他のいろいろな、私が経験したことの無いような大変なことにぶちあたってもシブトく生きているみんなの様子が私の支えです。にかわのくっついたエプロンやジャージを着て、靴のかかとをふんで、ドーサの毛布で昼寝していたのを知っているから、ただじゃあつぶされないと思うけれど。何で、おめでたい話からこんなことを書いているのでしょう?AちゃんとKくんおめでとう。お幸せに!

2008年10月6日月曜日

オムヒーリング

気功の先生にすすめられて、インドのオムヒーリングのセッションに行きました。それは、修道院のチャリティー活動のようでした。雨の中、大家さんと大家さんのお友達(二人とも年金生活者)と、歩いて40分歩いても着かない、、、ので、途中からバスに乗っていきました。修道院はとってもきれいで、シスターがあたたかくむかえてくれて、部屋まで連れて行ってくれました。先生はインドの先生。サリーを着た人もいました。なぜがヒンドューの祭壇まであるのでした。

椅子が円状に並べてあって、その中にも小さい円状に椅子がおいてありました。オムという言葉を45分間言い続けるのです。基本的には音によって癒される、とか。手は所定の形にしてー椅子に座って言い続ける。15分交代で真ん中の椅子に座ります。真ん中の人たちは癒されます。先生の説明の後、おばさんが’私の悪いエネルギーがみんなにわたったら悪いわ’なんて、言うじゃあないですか!みんな心の中で、何でそんなこと口に出して言うんだよって思ったでしょう。45分はもあっという間でした。最後は手をこすったり、自分が癒したい体の部分を自分の手で触る、瞑想して終わり。隣のインドのおじさんはすごく良い声でした。途中、誰かの声がモンゴルのホーミーみたいになって、声を出すって面白いなあと思いました。

行く前は、オムってもしや、、、例の宗教団体の、、、とか思ったりしたけど。全く大丈夫で安心しました。癒されたかどうかは別として面白い経験でした。

2008年10月4日土曜日

ささいなこと

スパゲッティ(乾燥)がないと台所をウロウロしていたら、自分のスパゲッティを冷蔵庫に発見しました。大丈夫か私?

地下鉄にのっていて、前に座っていた人が降りた後の椅子のソファーの部分が凹んでいたのに、ドアがしまって電車が動き出したらふわ〜ってなって、膨らんだんです。その時、私もうわ〜ってなりました。あの興奮、誰にも気付かれなかったかな?

毎日、ほとんどひとりでいて、ひとりでいるのも板についてきたのかと思いつつ、賑やかな方へと流れたくなる自分もいて。どっちもあって良いんじゃないかと思いながら、まだテクテクと一人旅が続きそうな私。

曇り空をみて、ため息ついて。しょうがないかとあきらめ顔。日本でいたことが嘘だったんじゃないかと感じるほど、あっという間にイギリス生活に戻っていく自分。

日本からもってきた小説をコーヒーを飲みながら、ちょっとずつ大事に読むのが一番の楽しみ。

日本食の買い出しにゆく。5キロの米が11ポンド。3キロで16ポンドのコシヒカリ新潟村松産にひかれるも(知っている場所)、量と値段であっけなく断念。どら焼きと寿司を横目にみながら、米と冷凍の納豆4Pと醤油をよっこらしょっと持って店を出て、地下鉄とバスを乗り継いで帰る。何やってんだ私?と思うけれど、あったかい白いご飯は食べたいものです。

しばらくノーサービスだった私の携帯電話がナオッタようです。かけられない電話より、鳴らない電話の方がさびしいものだと認識する私。私も現代っ子か?

おいしくカレーライスが出来ました。でも、ひとりで食べると味気ないものです。ごはんは、誰かと食べたいものです。特に、週末の夜は。

黒い革ジャンを着た、シルバーアクセサリーじゃらじゃらの先生にまた、あなたには絶望した、と言われました。あんなこともあったと笑い話になる日が来るのでしょうか。

ねむれ〜私

眠りの質改善に努めているのに早速、いや〜な夢をみました。そして、それを朝までおぼえているので、眠りが浅いのでしょうか。夢の中で殺されそうになりました。日本の賑やかな人通りの多い駅のようなところで、私はいきなり、振り向いたおばさんに(もたいまさこさんにそっくりの、、、)おばさんに出刃包丁のようなもので襲われました。足がすくんで逃げられませんでした。私、死んじゃったのかな?夢占いでみると、気にかかる問題があるようです、と。逃げられなかったから、そういう類いの問題なんだろうな。気にしてないつもりでも気にしてるんだな、、、と、人ごとのように自分をみてしまいました。結局、よく眠れないのだ。

大丈夫なのだ〜と(バカボンのパパのように)言って、斉藤和義の大丈夫という歌を聴きました。

’大丈夫 なるようになるのさ
いつでもそうやって笑ってたじゃない
大丈夫 なるようになるのさ
構わずに行こう 思いのまま’


2008年10月3日金曜日

なくてはならないもの

午後、机に向かっていたら何となくさみしくなりました。あ〜あ〜なんて思って、テキストでも送ろうかと(イギリスではメールでなくてテキストなんです)、電話を手にとりポチポチ書いて送信!ガ〜ン、送れないじゃあないですか?他の人にも、、、何度やっても同じ、、、。よく見ると、ノーサービスのサインが出ているじゃあありませんか。イギリスに来るまで携帯電話をもったことが無かった私は、無理矢理、友達に買わされたようなかたちで、携帯を買いました。でも、今じゃあ、連絡用というのはもちろんだけど一人じゃなくて誰かとつながっているということを思い出す小道具になりました。電話の復活を待つばかりです。

2008年10月2日木曜日

FInland 3

フィンランド最後の夜は、ヘルシンキからインターシティーで1時間半ぐらいのタンペレに行きました。友達が、彼女のパートナーと住んでいるところで、フィンランド第4の都市だそうです。電車はとっても快適で、電車好きとしてはのっているだけで満足で、写真も撮りました。でも、鉄子じゃないですよ。タンペレは、テキスタイル工場が多くありクラフトも盛んです。そのせいか、女性の街とよばれることもあるようです。また、労働者のまちでもあり、国内戦争では沢山の死体が街の公園に積み重なっていたそうです。友達のアパートは、その公園のまえにあります。とっても広くて、沢山絵がかかっていて、本もアルファベット順に並んでいました、、、。もちろん、文化の研究をしている大学の先生の家なので、普通の家とは違うのですがね、、、。モロッコ料理を作って待っていてくれたので、オーストラリアのおいしいワインと一緒にいただきました。そして、ちょっと散歩に出ました。タンペレは、湖と湖に挟まれた都市なので、歩くとすぐに湖にぶちあたります。なんだか、水辺って落ち着きます。帰って、モロッコのお菓子をたべて、一緒に絵や本の話をしました。彼らのお友達の詩と絵の本を見せてくれました。その詩を歌った音楽もかけてくれました。恥ずかしくなるような愛のうたで、いやらしいんじゃないですよ、素敵でした。ここ世の中に砂漠の砂から抜け出てくる前から、私たちは一緒でした、、、みたいなことです。あんまりじゃましちゃ悪いので、おやすみを言って、それから、シャワーを浴びて、マリメッコのカバーがかかった布団に入りました。そして、早朝に空港に向かいました。不思議と、もう来ないとか、また会えないとか全く感じない別れでした。私たち二人ともそう思いました。またね。

2008年9月30日火曜日

ヘンリー

イギリスでよく見かける掃除機くんヘンリー。彼は通常は赤です。先日、ピンクバージョンHetty?を近所の電気屋で見つけました。

Finland 2

カンファレンスの2日目の午後は、友達と学会から逃げて2時間ほど公園を歩きました。フィンランドはいろいろな国によって植民地化?されて(スエーデンとかに)、独立をしてそんなに時間はたっていません。1970年代は国内戦争、ブルジョワ階級と労働者階級の争いでした。ヘルシンキ大学の裏門の脇の橋を通る時に友達が、この橋から向こうが労働者階級の人が当時、すんでいた場所だよって。ブルジョワ階級の多くはスエーデン人でした。北欧の国でくくってしまいがちですが、フィンランドとスエーデンの間にはいろいろあったようです。

夜は、島でお食事会でした。海側から見えるヘルシンキの街は本当にきれいでした。スオメリンナ島は戦争の時に使われた島で、今では世界遺産です。不思議なレンガの建物でお食事です。とっても素敵でした。ここでもやっぱり、ワイン飲んじゃいました!ここで、素敵なお話を聞きました。スエーデン人のおじさん(フィンランド1参照)は、1970年ぐらいにヘルシンキの新しい教会の記事を読んで、そこを訪れて、そこで結婚式をしようと決めたそうです。それから、彼は奥さんとなる人(スエーデン人)に出会い、その教会で結婚式を挙げました。もう35年間、一緒だそうです。その当時の、スエーデンとフィンランドの状況を考えると本当に良い話だと思います。


2008年9月29日月曜日

Finland 1

23日から27日まで、フィンランドのヘルシンキ大学で行われた学会に行きました。ヘルシンキは去年の同じ時期にも行っているのですが(去年のブログ参照)、今年は少しあたたかいような気がしました。ヒースローから2時間50分ぐらいでヘルシンキの空港に着きます。着いたのは夜の9時で、空港からフィンエアーバスで市内へ30分ぐらいです。前にも来ているので、全てがスムーズにすみました。ただ、駅から荷物を引っ張ってホテルに行くのはちょっと大変でした。安全な街だけど夜だし、オンナノコだし?ホテルはフロントが無くて、前もってもらっているキーコードで入るシステムです。無事、部屋までたどり着いたときは12時近かったです。近くのキオスクで買った、チンするスープとパンをかじって布団に入りました。

なぜか眠れずに、夜中の2時に起きてしまい、プレゼンテーションの改良と練習をしました。プログラムに変更があって、初日の午後に発表することになり心配で眠れなかったのかもしれません。ヘルシンキ大学のPhDの学生のMと、大学のレセプションで待ち合わせをしました。大学までの道は覚えているのですが、ヘルシンキの街はトラムの路線の延長工事でどこも歩きにくかったです。無事、レジストレーションして彼女と再会できました。
午前はキーノートスピーカーが3人話をするのを聞きました。初めのスピーカーは、Dissanayake, E. 文化人類学者です。彼女の本はとてもすばらしくて、本人に会えただけで来たかいがあったというものです。素敵な人でした。

お昼は、学生食堂のチケットをもらいましたので、ヘルシンキ大学の食堂に行きました。普通、学生は400円ぐらいで定食が食べられます。サラダ、パン、あたたかいメインの皿、飲み物です。

午後一の(私の)指導教官のプレゼンのお手伝いに行って、その後は自分の発表会場に行きました。小さい講義室だったので安心しました。しかし、私の発表が始まる前に、ひとがどんどん来るではないですか、、、、とうとう、立ち見の人も出てきました。どうせ(いじけてません)誰も来ないと思って、ハンドアウトも10人分しか作っていませんでした。思ったよりも緊張せずに落ち着いて話せたと思います。質問も沢山出ました。とくに、カナダやアメリカの研究者から質問されたのには驚きました。

そんなこんなで、一日目のカンファレンスは終わりました。オープニングパーティーは夕方、シティーホールであるということで、どうしたものかとウロウロしていると、スエーデン人のおじさんと、おばさん(プロフェッサーです)に誘われて一緒に行くことになりました。時間があるので彼らのホテルに連れて行かれ、ウイスキーを飲まされました。一緒にいた友達も。どうも、これがウメペダゴギー(ウメ大学の教育学)らしいです。夜の立食パーティーでは、ひたすらミートボールと魚のパイをむさぼりました。本当はいろいろな人と話をするべきでしたが、やっぱり恥ずかしくて、、、。その後は、友達とヘルシンキでも一番古いレストランのカフェでお茶を飲んで近況報告と将来のことについて話しました。

2008年9月23日火曜日

私の感情は&決断について

私はどうやら自分の気持ちを自分の中におさめてしまうようです。今日も指摘されました。もっと怒っても良いですよって。なんでだろう?悩みを聞いてほしくても、結局、持ち帰ることの方が多いのは確かです。これを書いている最中に、大家さんとTさんが電話でしゃべりまくっています。そんな二人がうらやましいです。あごはパキパキ、肩はバキバキで、私の体にはいろいろなものがたまっているようです。

私が最近、よく眠れない悩みについて相談したところ、こんなふうに答えてくださった方がいらっしゃいました。’良い決断や悪い決断はないと思う。ただ、自分が後悔するような後ろ向きな決断はしない方がいい’。他人にとって良くても悪くても、自分にとって本当であれば良いのだろうと思います。そういうことでしか私たちは(少なくとも私は)前に進むことができないのでしょう。

2008年9月22日月曜日

財産は?

今年はちょっと押し入れの片付けをしました。一度には捨てるにしのびないものを少しずつ処分しています。今年は、発見がありました。おかきの箱に入ったたくさんの手紙を処分しようと思ったのですが、全く捨てることができませんでした。ほとんどは、中、高、浪人、大学の時にもらった手紙たちです。もちろん処分してしいたので数はだいぶ減っていました。いろいろある私ですが、何もやってきてはいないんじゃあないかという無力さやいつも一人だったという思いがいつも何処かにある私です。でも、今年、この箱を開けて驚きました。ひとつひとつの手紙のあったかさに。私は、馬鹿だったなあと思いました。こんなに人に思ってもらっていたんだということを本当に忘れていました。バレー部のH先生は、卒業の時の中学生のお礼のお手紙に自分の考える幸せについて書いてくれていました(幸せになってくださいと、ただ、独りじゃあ幸せにはなれないようだよ、って)。高校の寮の友達の手紙、別の予備校に移った友達からの近況報告、、、。もらった当時も、きっとうれしかったはずだけど、また、今読むと、その時わからなかったことが少し感じられました。本当に私は馬鹿だなあと思いました。

2008年9月21日日曜日

ばら

ばらは、イングランドのシンボルです。イギリスに来て、時差ぼけと頭痛がひどくてあんまり調子は良くないですが、元気です。今朝は、隣のうちでアーティストが作ったジュエリーの販売をするので、大家さんと行ってきました。買う気はなかったので、家の鍵だけもって。リビングには指輪なんかが入った箱がおいてあって、近所のおばさんたちがおしゃべりしながら楽しんでいました。知らないおばさんに、ガーデニングしている子でしょ?って、何度も声をかけられました。帰ろうと思ったら大家さんが、どれが良いって?聞くのです、、、。ガーデニングのお礼にと、ばらの形の小さなピアスを買ってくれました。正直、ホームシックぎみな私は涙が出そうになりました。

2008年9月20日土曜日

あご

顎が外れました。勉強中にです。初めてではないのですが、いきなりなんでいつもびっくりします。自分ではめられるわけもなく、タオルで口を押さえて、お財布だけもって(ロックもせずに、、、)近所にあったはずの歯医者に行きました。案の定、しゃべれない私を待合室のみんなが好奇の目で見ていました。はめてもらって、顎関節症かもしれないから一度ちゃんとみてもらうようにと言われました。国立病院でもみてもらって、結局は、クリニックでマウスピースを緊急に作ってもらってはめています。噛み合わせ、極度の緊張状態、ストレス、うつぶせに寝る、パソコン仕事、食いしばり、はぎしり等が悪いみたいです。関連して頭痛や肩こりもあって、、、。あ〜なんてこったー、です。でも、気にしてみると、私ってけっこう体にいつも力が入っていて、歯もくいしばっているんですね。夜に何度も目が覚めるというように、ちゃんと眠れていないのも良くないみたいです。いろいろ、生活を変えていこうと思います。ただ、やっぱり、いつ顎が外れるか?心配です。自分ではめられると良いんだけど。

2008年9月16日火曜日

白馬


日曜日と月曜日の連休に、白馬に行ってきました。朝晩はとても涼しかったし、山の上は寒いぐらいでした。18時間ぐらいの滞在だったので、白馬の魅力はほんの少しもわかっていないのかも知れませんが、もう一度行ってみたいなあと思いました。イギリスに行く前に、どうしても山が見たかったので良かった。田舎育ちなので、山の見えない都市部にいると自分の足が地に着いていない感じがどうしてもあります。私にとっての、深い夜、しっとりした朝の空気、大きな空、そして、本当の夜の静けさは都市部にはないような気がします。都会が嫌いなわけではないのです。夜の東京の街の光は私をワクワクさせます。ロンドンの重厚な建物の佇まいも。ただ、私のみぞおちのあたりにストンと落ちるものとはちょっと違うようです。

高村光太郎が書いていますよね、’千恵子は東京には空が無いと言う’と。


2008年9月14日日曜日

一村とばなな

本屋でイギリスにもっていく本をブッショクシテいて、よしもとばななの旅行記をちらっと立ち読みしました。奄美で田中一村の作品を観たことを書いてありました。’なんで、もっと自分の好きなことを突き詰めていかなかったのだろうか’と、書いてあることが気になりました。苦しい生活が彼をそこまで苦しめたのか、、、?しかし、そうでない画家もいる。画家としての一村の在り方や、彼の作品についてよりも、、、なんだかこういうことを感じたばななさんに興味がわきました。作家としてきっと厳しく、人間的に魅力的な人かな~なんて思いました。

2008年9月13日土曜日

銀座でインド

銀座で個展をしている友達がいるので、別の友達と行きました。そこに偶然、別のお友達も登場して、、、なんともラッキーなことにいっぺんに4人のお友達に会えました。ずいぶん会っていなかったのに、予備校、大学、大学院に行っていた時のように話をすることができました。夜は、京橋の飲み屋で個展をしているAさんとお話をしました。日本の飲み屋さんはすごく久しぶりに入りまして、なんだか若返った気分になりました?そして、Aさんと旦那さんの恐ろしく&面白いインドでの生活の話を聞きました。あ、でも、この人達はインドにいるからじゃなくて、日本、イギリス、ドイツ、、、どこでいてもすごく恐ろしい夫婦なんですよ。ホラー。二人を見ていると、結婚なんて私には無理そうだな、、、って。だって、すごーく相手を思ってラブラブな時と、殺し合いになりそうなほど修羅場な時があるんですもの。

2008年9月3日水曜日

姉妹

夕べ、間宮兄弟というDVDをみました。大人になっても一緒に仲良く住んでいる兄弟の話。夜は一緒にゲームしたり、並んで寝たりするです。笑えました。私たち姉妹も、それを見ながら館山のソーセージをたべて、おやつを食べて、、、いつの間にか二人で寝ていました。おいおい、あの兄弟笑えないぞ、、、。

2008年9月2日火曜日

うみとベトナム

今年は何だか海に行きたかったです。一度、夕方から行った日があったけれどすごく良かった。本当は、もう一度行きたかったけれど(今も行きたい)。妹は3回海に行ったようで、まっ黒です。昨日、会社で、ベトナム人かと思ったって言われたそうです(服装込みでーワイドパンツをはいていたらしい?)。思わず、夕ご飯を食べながら彼女の顔をじっと見てしまいました。ベトナム人、、、。

2008年8月31日日曜日

虫のこえ

いつの間にか、8月も終わろうとしています。鈴虫の声かな?聞こえるようになりました。あわただしい月でした。あれもしたい、これもしたいと思っていたけれど、何もしないうちに終わったようです。もう少しでイギリスに戻るから、なおさらさみしい感じがするのかもしれません。いろいろなことが急に不安になりました。不安でサミシイけど、しっかりしないとな~とも思うのです。がんばらないといけません。

だけど、虫さん、今晩だけはもうちょっとだけ弱虫でもいいでしょうか?

2008年8月30日土曜日

こんな時だからこそ

夏のあわただしさも、そろそろひと段落です。お友達や先生方にお会いできる時間もなかったので、今週は少しお話できる機会がありました。いろいろあるけれど、自分のこと・自分が大事にしていることを大事にしてがんばってくださいと。こういう時だからこそ見失っちゃいけないなあと、電車の中で考えながら、帰ってきました。

2008年8月25日月曜日

続けること

オリンピク、感動しました。私は、アスリートじゃないけれど、4年間の毎日の地味なトレーニングや気持ちを保ち続けることの困難さはいくらか共感できるなあと思いました。以前の私ならそういうことについての彼らのコメントを、聞き流していたと思います。だから、ソフトボールの上野選手が、強い気持ちを持った人たちが最後まで来ることができる、、、と言っていたけれど、そうだなあと思いました。毎日の地味な積み重ねに嫌になる自分が、私は一番嫌です。本当かどうかわからないけれど、柔ちゃんは闘志を呼び起こすために、時々、夜中のサファリパークに行って、ライオンだかトラとにらめっこするっていうのを聞いたことがあります。

2008年8月23日土曜日

いん石が〜

最近いろいろなことを決めなくてはいけない状況が続いております。イメージ的には宇宙を飛んでいて、いん石が顔にバンバンあたってくる感じでしょうか(え?わかりにくいって?)。何に悩むかというと、自分がこうしなければならないと思うこと、こうしたいと思うこと、現実的にかえることが無理なので従わなければならないこと、他の人がこうした方が良いよということ、、、。どうしたものでしょうか。よく、自分勝手に好きなことしているよね、的なことを言われることが多い私ですが、吐くほど悩んで決めることだってあります。ただ、全部自分の気持ちや考えを言えない(言わない)だけです。人は本人がしゃべったりしていることが全てではないと思うのです。あっけらかんとしている人が、実は、すごく悩んでいることだってあるでしょうに。でも、そんなことばかりではなくて、テレビを見てゲラゲラと腹の底から笑うこともあるし、ただグーグー眠る夜だってあるはず。あ〜、私はしばらくの間はそういうわけにはいかないかな、、、。

2008年8月21日木曜日

ぐちゃぐちゃでも

問題や悩みを解決する時に、なるべく、感情的にならないようにと、あくまで、冷静になろうとします。けれども、そういうわけにはいかないのが、問題や悩みというものでしょう。全てに筋が通っていて、無駄がないような人生(ちょっと話が大きすぎるか?)、、、というわけにはいかないなと、年齢を重ねるごとに思います。だからって、無茶苦茶なのが良いかというとそういうわけでもないのであります。どう表現したものでしょうか、、、工作をしていてぐちゃぐちゃなんだけど、本人は必死にかたちにしようとしている感じでしょうか。私は、きれいにまとめようとして手足が出なくなることがあるから、時々は自分に、ぐちゃぐちゃでも良いからやってみたら良いじゃないの!って、言ってやることがあります。雨が降りそうな空を見ながら、そんなことを思いました。

雨の日のスーパーで。

昨日はすごい雨でした。夕方にスーパーに買い出しに行きました。車で送ってもらったので、せっかくだからちょっと重いものまで買ってしまいました。お迎えまで(あの世から?)、入り口の電話ボックスの横の椅子に腰掛けていました。カートに荷物を入れた、おばあさんが私の横の椅子に座りました。二人で外の雨を見ていました。おばさんが来て、独りで帰れますか?タクシー?って声をかけていきました。おばあさんは、何も言いませんでした。そのうち、おばあさんは、よたよた立ち上がって、買ったものをリュックに入れて、松葉杖を二本つきながら、出て行きました。雨は、小降りになりました。(傘がさせないんだな。)お迎えが来たので、私も荷物を持って立ち上がりました。別に何か特別に考えたわけではないけれど、今日になってもおぼえていました。私も、イギリスじゃあ買い物はいつもリュックなんだよな。

2008年8月20日水曜日

私は、縁がないピアスはすぐになくしてしまいますが、もう何年も使っているものもあります。最近、何もしていなかったので、夕食の買い物ついでにピアスでも買おうかとお店をのぞいてみました。いつも、シンプルなものを選びますね。その時、目に入ったのは天然石のピアスでした。そして、なんと!ヘマタイトのピアス、とあるではないですか?!ヘマタイトで思い出すことは、大学の先生、H先生です。日本画の絵の具の研究に熱心で、粉体工学会なるものに論文を発表していました。大学院生のときはみんなで、ミネラルフェアーなるものにいって、石を大量購入したものです。なつかしい。そんな私が、ヘマタイトという文字を見たものですから、おしゃれよりも、H先生の絵の具研究にそそぐ熱い情熱を思い出してしまいました。ヘマタイトは粉砕すると日本画の絵の具になります。先生、お元気でしょうか?(そういえば、ミネラルフェアーでは、Sさんはアンモナイトに大興奮でしたね。女子大生のイメージが粉砕です。)

結局、ヘマタイトは買いませんでしたが、オレンジ色の天然石のピアスにしました。

2008年8月18日月曜日

グー

イギリスの先生が学会のついでに東京にいるので、用事のついでに様子を見に会いに行きました。本屋で面白そうなものがあったから、一緒に見てほしいと言われたのでついていきました。お孫さんに、お土産にどうかということでした。しかし、見てびっくり!それは、吉本のグッズでした、、、。なんと説明すればよいものか、、、。駄洒落グッズばかりでした。たとえば、エ○はるみのグークッキーは、グーの指の形をした箱にクッキーが入っているもので、お腹がグーの時に食べましょうって、、、。そんなことを、一生懸命にパルコの本屋で説明している自分を、一瞬だけ、客観的に見て’何だ?’と。私の英語力ものびているのでしょうか?それとも吉本のお笑いが、世界共通なのか?先生はウケテイマシタ。

2008年8月15日金曜日

Where am I going to live in the future?

久し振りの更新になってしまいました。大阪での学会、イギリスの先生を実家に招待したりと激務?続いていました。今日は書類を書いて、、、いったい、いつ自分の研究が出来るんだっ!とういう状況です。

そんな中、久し振りに実家でお盆を迎えました。今までは、自分が将来どこに住むかなんて考えたことがなかったけれど、先生がいろいろ外の目線から言うことを聞いていて、やっぱり田舎に住むことができたらいいのかな?って。今は、コミュニケーションがどれだけ出来るかが問題になりつつありますから。田舎でも、ネット環境がそろえばいいかなって。昨日の東京の人ごみでちょっと弱気になったみたいですね。ははは。

2008年8月5日火曜日

OSAKA

大阪に来ています。のぞみにのれて、感激です。大阪は、東京よりレトロな感じがして、何だか、外国に来ているようです。学会では久しぶりにフィンランドや台湾の友達に会うことができました。一ヶ月以上、英語を話していなかったのですが、出てくるもので、いつの間にかしゃべっていました。明日も忙しいな〜。

2008年8月2日土曜日

パンダ、ニックマン、チーズケーキ、妹、そして、ジュリー

夕方にジャガイモの皮を剥いていたら、マニラのパンダ、立川のニックマン、山手のチーズケーキさん、そして練馬の何処かの友達のうちに行った妹から電話をいただきました。最初の3人さまには、テンションが低いことを指摘してもらいました。なんだか、ヴィザの書類を確認していたら暗い気持ちになってきて、暑くてなかなか勉強に身が入らない自分にうんざりしていて(学会近いのに)、おまけに、郵貯のカードを紛失してしまって(見つかりました&郵便局に保管)、、、。結局、4人さまから’いろいろあるけど、たいしたことないよ。’というような感じで、励まされましたような気がしました。本当にどうもありがとう。自分の国にいるんだけれど、なんだか結局、実家や妹のところを行ったり来たりしたり、ひとりでいることが多いせいか、ちょっとさみしくなったりして。大げさに聞こえるかもしれないけど、話ができる人たちがいるって、ありがたいと思いました。わたしも、誰かにとって、そういう人でありたいと思いました。

ちなみに、話し終わって台所に立つと、半端な乾いたジャガイモが転がっていました。気を取り直して、カレーを作って、国産らっきょうと食べました。阿久悠さんのドラマをやっていたのでちょっと見ながら。そしたら、ジュリー(沢田研二さん)が気になって、ユーチューブでうたを聴いたらとってもかっこ良かったです。

2008年8月1日金曜日

元気が一番です。

7月最後の日は、扁桃腺がはれてイマイチでした。気力も衰え、ウジウジしていました。今日は痛みも半分で回復の兆しが見えます。薬が効いたのでしょうかね?でも、元気が一番ですね。今朝、三浦雄一郎さんがテレビに出ていました。彼は75歳にしてエヴェレストだったかに登頂成功しています(ヒマラヤだったか?)。70歳に登った時よりも順調だったとか。はつらつとしていて、すごく良かった。父が三浦さんのことを好きで、私が男だったらこの人の名前をもらう予定だったと聞いています。もう一度、元気が一番だと思いました。

2008年7月30日水曜日

わがはいは〜

日本に帰ってきてから、夕方に散歩をしています。昼間は暑いので、夕方5時ぐらいからです。昨日は、歩いて20分ぐらいのところにある神社まで歩きました。まちの中は車も多いしあまり好きじゃあないのですが、神社の境内は大きな木があってとても良い感じです。イギリスでは大家さんと時々散歩していました。健康のためにね。帰りは、紀伊国屋で山本周五郎と夏目漱石の本を買いました。二人とも大好きな作家です。漱石のこころを買いました。中学校の教科書にありましたね。下宿先のおかみさんのイメージがクラスの中で私のだけ違っていたという思い出があります。私はやせている人をイメージしたのですが、、、皆さんはどうですが?

それから、、、ワガハイは好きなだけ本を買えるようになりたいです。

2008年7月28日月曜日

かに

エレベーターに乗ったら、ドアのところに蟹に手を挟まれた人のかわいそうな絵のステッカーが張ってありました。おお〜、ここには蟹がいるのか?一緒にいた友達に、ねえねえ、蟹にはさまれてるよ〜って言ってしまいました。他にも人が乗っていたのに、、、。メタフォリックな表現ですね〜。ちゃんと私だって、それがドアに挟まれないようにっていう意味だとわかってはいたのですがね。可笑しいじゃあないですかね?

2008年7月24日木曜日

作品2

以前、maomaさんの作品を紹介しましたが、今回はTさんの作品です。Tさんはさだまさしが好きだったので、Tまさし(仮名)とします。Tまさしさんが、お誕生日のカードとともに携帯のストラップを作ってくれました。どうもありがとう。もったいなくて使えません。

定例会

今日は大学、大学院のときの友達に会いました(定例会?)。みんなとは、またいつ会えるか分からないんだな~、って思いました。でも、また会おう、っていう気持ちがあるから、こうしていつまでもつながっているんだと思いました。自分の意思でこうしてまた会っているなんて素敵じゃあないですか。みんな、違う道を歩いているから、なかなか会うことも難しくなるのはしょうがないとは思うけれどね。だから、何もしなかったらもう会うこともなくなるんだけど、’会おう’という気持ちがあるから会えるんだよな~。素敵じゃあ~ないですか。

2008年7月23日水曜日

おばあちゃん

おばあちゃんが入院しました。実家に帰ってすぐに、おばあちゃんの体が熱くて、喘息の薬が吸えないほど苦しそうなのに気づきました。あっという間に入院でした。毎回、私が帰るのを楽しみにしてくれて、でも、一緒にしゃべるといつも最後はケンカ腰の会話になってしまう、私とおばあちゃん。毎回、帰るごとに、前よりもいろいろなことが出来なくなっていくおばあちゃん。それを、年をとるということだということは簡単だけれども、それを受け入れるのは本人も家族も難しく感じるようです。早くうちに帰りたくて、お医者さんを困らせているようです。早く帰ってきてね。

JOY

’人生はJOYだ。そう思うことだけが反逆なのだと思う。’ (よしもとばなな)
なんと力強いお言葉でしょうか。どんなにつらいことでも、そこには必ず笑いとユーモアがあるそうです。

2008年7月17日木曜日

シュークリーム

シュークリームです。イギリスにはエクレアはあるけどシュークリームがないです。一軒だけ、売っているお店があるだけです。だから、大好物のシュークリームは日本に帰ってきた時のお楽しみ。これは、初シュウです。ジャンボでしたが、残念ながらクリームはカスタードクリームじゃなかった、、、(涙)。

2008年7月15日火曜日

チェブラーシカ

妹が4日間の休暇でロシアのハバロフスク?に旅行にいきました。お土産にチェブラーシカのマトリオーシカを買ってきました。中がチェブラーシカのキャラクターになっています。

アンパンマンだけど

夕方の散歩でKホテルのパン屋さんの前を通りかかったんで、入ってみました。そうしたら、日本のパンがたくさんありました。よその国に比べて、お惣菜や菓子パンがたくさんありますね。その中に、7月のおすすめで’アンパンマンのパン’がありました。はて、ジャムおじさんが焼いているのでしょうか?でも、よくみるとクリームパンでした。アンパンマンなのにクリームパンですよ。

2008年7月14日月曜日

もも

日本の夏を久しぶりに感じています。同じような気温でもイギリスとは湿度が全く違うため、蒸し暑く感じます。でも、これがまた気持ちよく感じます。昨晩、スーパーに行きました。外とは全く違い、寒いくらいの生鮮食品売り場の桃のコーナーで日本の夏を感じました。あの匂いが、、、。実家で仏様にあがっている(仏壇に供えてある)桃を思い出しました。日本の桃はイギリスの桃に比べておおきくて、ピンク色で、毛がフサフサしています。去年、大家さんが ’今日、珍しい桃を見つけたよ’って、日本の桃のようなものを買ってきました。それを見て、日本の夏を懐かしいなあ〜なんて思っていたのがちょうど一年前です。今晩、食べてみようと思います。ちなみに、イギリスでは桃をオーブンで焼いて(お酒をかけて)、シナモンをかけて、バニラアイスと食べました。

2008年7月8日火曜日

肉をご馳走してください

日本に一時帰国してから、疲労困憊なのと時差ぼけで死んでいました。誕生日は妹にとんかつをご馳走になりました。肉と、、、うるさくしてごめんなさい。それから、パンダとマオマは相変わらずで、、、(前回参照)。体力がた落ちで今日も死んでいます。やっぱり、肉、ご馳走してください。33歳こんなはずじゃあ~(涙)。

2008年7月2日水曜日

私のガーデン

お花がきれいに咲きました。

2008年7月1日火曜日

こどものじかん

時々、よその子供と時間を過ごすことがあります。一緒にDVDを見ることもあるし、なにかして遊ぶこともあります。そうすると、学校であったいやなこととかがどうでもよくなってくるのです。バスケットボールを投げっこするとか、単純なことが多いけれど、彼らはそれでも大笑いしながら全身で遊びます。多くの大人は自分んも含めて小ちゃいな〜って思います。

2008年6月30日月曜日

カニ捕獲

日本のY浜の港で、Mちゃん(小学生)が、かにを捕獲したようです。Y浜といえば、おしゃれな港街ですが、Mちゃんはさすがですね、Y浜でかにに夢中になるとは(笑)。いつまでも、自分がすきなものに飛び込んでいける瞬発力を持っていてもらいたいものです。彼女の頑固な自分流に脱帽です。そして、大人はみんな彼女を見るとほっとするのですよ。

2008年6月29日日曜日

BBQじゃなくて、、、

おおやさんとマリーがバーベキュウをしようとしました。だけど、一昨年、この二人は芝生を焼きました、、、ソーセージと一緒に、、、。だから、今年はオーブンでソウセージをやいて外で食べていました。

サイクリング?




おおやさんとサイクリングに行きました。天気が良い日でした。アイスクリームを買ってもらいました。

2008年6月28日土曜日

続 ハナキン

ベビーシッターは結局のところ11時半まででした。バスは12時1分だったので、バス停でぶるぶる(寒かった)していました。周りに誰もいなかったです。そしたら急に後ろから、ハ〜イって、、、酔っぱらったお兄さんが来ました。彼は相当にご機嫌でした。大きなブリーフケースを持っておしゃれな感じだったので、きっとデザイナーさんかな?私に笑顔を振りまいて手を振りながら通り過ぎてゆきました。彼は坂道を道幅いっぱいにジグザグに登っていきました。どんぐりはお酒が飲めないのですが、彼を見ていたらちょっとうらやましくなりました。

ハナキン

今日は金曜日、5時ぐらいに研究室を出てトイレに行ったら、事務の女の子が一生懸命にお化粧をしていました。いつになくセクシーな感じでした。どうやらシングルのひとだけのパーティーに行くそうです。かわいいスカートはいていました。出口のところでも自転車で帰る準備をしていた人に会いました。なんだか、うきうきな感じでした。良い週末を!ってみんなで言って帰ってきました。’はなきん’という言葉は、私が小さいときに世の中で(テレビ)はやっていた記憶があります。でも、どんぐりはジーンズにTシャツで、腹ごしらえしたら、今晩はベビーシッターのアルバイトです。はなきんな感じがしないぞっ!て、大人になってもはなきんはやっぱり分かれないどんぐりでした。

2008年6月27日金曜日

どんぐりのひとりごと

日常の生活に感謝して、人があれこれ言うのを気にせず、言いたいことを言うこと。最後のワンフレーズができません。そして、人前で弱いところを見せられないライオンが私だそうです(動物占い)。

蟹座のカルピス&どんぐり

どんぐりは7月7日生まれです。そして、カルピスも(チーズケーキさんが教えてくれました。)。昔から、カルピスの水玉に心が引かれるのはそういうとこに理由があるのかな。

ふあん

最近はどうも花粉のせいか、夕方からがくりと体調が悪くなります。そんなわけで、ブログも滞ってしまうことがあります。来週に日本に帰国です。今年は3年ぶりに日本で夏を過ごします。楽しみです。けれども、最近は不安もたくさんあります。国際学会なのに先週からたたかれっ放しだし、自分の研究なのにゴミみたいだと思ったり、人前できちんと話すことができないし、、、。いつのまにか、歯を食いしばっていることが多い今日この頃です。以前、歯医者に歯がずいぶんすり減っているから気をつけるように言われたことがあります。帰りに歩きながら、口を緩めて〜なんてやっていたら、虫が前歯に激突しました。口はしめておいた方が良いみたいです。

2008年6月21日土曜日

反省会

今日はパイロットスタディー(試験的調査?)のデータの処理を頼まれたリサーチプロジェクトのミーティングに参加しました。私以外の4人は大学のレクチャラーでした。全くディスカッションについていけなくて、明らかに全くの役立たずでした。お昼も出たけれど、全くおいしくなかったです。自分の専門以外の研究をいろいろな人とやることは、今の私にはとても重要だと思いました。力をつけるために。でも、あまりにも情けない一日でした。おそれずに、わからないことを質問できる勇気を持たなくてはいけないと思いました。今日のブログはひとり反省会でした。

2008年6月20日金曜日

比喩です。

早朝からチュートリアルがありました。’日本の美術の教科書の表現がメタフォリック’だというので、メタフォリックを辞書で引いたら、’メタボリック’が出てきてしまいました。独りで爆笑しました。

2008年6月19日木曜日

かふんしょう

最近は特に一日おきに締め切りがあって忙しかったです。先週末から調子が出なくておかしいなあと思っていたら、花粉がぶんぶん飛んでいるようです。アレグラという薬のおかげで、例年よりは良いものの倦怠感、熱っぽい、鼻水、目のかゆみ、喉の痛み、咳はやっぱりつらいです。今年は、先生も調子が悪いようです。いつも元気なのに、アイフィールウイーク、と言うので、ちょっとかわいそうに思いました。でも、アレルギーなのに、どんぐりからうつった、というのはやめてほしいな〜。 

2008年6月9日月曜日

マイ フリンジ

今年の春、私は前髪をパッツンと切りました。私の散髪は3〜4ヶ月に一回。日本に帰ると、いつもお願いする美容師さんが’長持ち’するように切ってくれます。ただ、前髪だけはのびるとじゃまです。切り方を教えてくれました。黒目の端から内側の方だけ切ると、失敗しないそうです。重くなっちゃうのはしょうがないのですが、今はすきばさみが簡単に手に入るので持っていると良いよ、と教えてくれました。小さい時はいつも手先の器用な祖父が髪の毛を切ってくれました。散髪セットを購入していました。一度母が切ってくれたことがあったのですが、学校を休みたいと思いました。祖父いわく、’虎刈り’。学校は休まなかったけど、それ以来、母に切ってもらったことはありませんでした。

2008年6月8日日曜日

カルピス

今日はカルピス買っちゃいました。日本でいくらするのかわからないけど、濃縮の液体が3、5ポンドでした。カルピスは保育園の夏のおやつの時間によく出てきました。大きいアルミのやかんにキンキンに冷えたのが、昼寝の後の一杯にサイコーでした。何でだろう、家で飲むよりもうんとおいしかった記憶があります。天気の良い、暑い日に飲もうと思います。でも、大人の私が飲むのはカロリーオフなのです。

2008年6月7日土曜日

コンプレイン

人生で初めて苦情を言う体験をしました。正直、苦情を言った方なのに凹みました。それは、カフェでパニーニを頼んだのですが、忘れていたようで出てきたときには、履き古したビーサン(*ピーチサンダル)ようにひどかったのです。なんだか、楽しみにしていたのにすごく残念で悲しくなりました。一緒にいたNさんが取り替えた方が良いというので、思い切って言いました、取り替えてくれと(清水の舞台から飛び降りました。内心では’あ〜いやだよ〜こわいよ〜。でもな〜、Nさんよりお姉さんだし、もうすぐ33になるし、あ〜でもいやだ’でした。案の定、店員さんは冷たかったです。無言で(やっぱり少し焼きすぎ?)皿を投げるようにおいていきました。何がいやだって、焦げたパニーニではなく、気持ちの全く感じられない食べ物と気持ちの全く無い店員さんたちでした。

大家さんに、今日のことを報告したら’Oh! Unlike you!’って、驚いていました。一番驚いたのは自分です。お姉さんのふりして無理して頑張っちゃうところが残念などんぐりでした。

2008年6月5日木曜日

なべしき

ここ数日、鍋敷きを英語ではなんと言うのだろうと思っていました。大家さんが言うには、pot-stand。辞書にもそうあったし、わかってはいるのですが、’鍋敷きなのにポットかよ〜’と、日本人の私は悶々としていたのです。これですっきりしました。なべなのにポットでも自信が持てました。この家では、pot-standには、もっぱらリンゴとキュウイが転がっています。結局、'any stand!'と、大家さんが言いました。

2008年6月3日火曜日

2007年1月

今日は新しいところを(研究)書き始めるにあたって、データーを集めた日の確認をしていたところ、去年の手帳にいろいろ書いてありました。1月のページのすみっこに、和歌がなぐり書きしてありました。

おほぞらにそびえて見ゆるたかねにも
登れば登る道はありけり

どんぐりは何を思ったのでしょうか。

ものづくり

お友達のcheesecake さんから、Mちゃんの新作の写真が届きました。なんだか、どんどんうまくなっているようです。彼女、本当に器用なんですよ。

ユニーク

BBCでGreat Britain bodyというのをやっていました。イギリス人の体についての番組です。イギリス人の’平均の体型’の人を、集められた人たち(5000人)の中から探していました。結局、2人の女の人がそうだっただけで後はバラバラでした。司会の人が、’今は、平均じゃないといけないとか、人と違うということをおそれている人が多い。ハイストリートには同じような服を着た人ばかり。今回の実験から、平均なんていないってことがよくわかったんじゃないかしら?人と違うということを、自分の体がユニークであることをセレブレイトしましょ!’って。イギリスに来て思うことは、この国は人と違うことに寛容だということです。でもな〜、自分の脇腹の肉をつまんでみるどんぐりです。。。

2008年6月2日月曜日

はな

どうもこの2、3年ぐらいで花がとても好きになりました。日本画を勉強していたので花は何度も描いているのですが、最近は花に癒されているような感じです。イギリスはバラがとてもきれいに咲きます。金曜日は図書館からもどり、ついついガーデニングをしてしまいました。カタツムリもうようよするしキモイ仕事も多いのですが、土の匂いがとてもいいのですね。地面も生きていて呼吸をしているのを感じることができます。そして、エネルギーをもらいます。イギリスも緑はおおいものの、道路はアスファルトか石畳だし土を感じることは日常ではなかなかないですが、ガーデニングをすると実に気分爽快です。いつか、自分が小さいうちを持つことができたら、バラを植えてみたいです。

2008年5月30日金曜日

ちょっと楽しい夜

今日はお友達のシュガーキューブさんのお家で夕食をごちそうになりました。おいしいご飯とみそ汁で体がぽかぽかしました。彼女のご主人と3人で食べたのも楽しかったです。おかげさまで、顔色も朝より良くなったようです。帰ってきたら大家さんも整体から帰ってきて気分が良さそうでした。そしたら、Tさんもパーティーから帰ってきて(ワインのせいもあるのか)とても楽しそうでした。自分だけじゃなくて、みんなも楽しく一日過ごせたことで、気分の良さがさらに良くなるものなんだな〜と、どんぐりはおもいました。ただ、シュガーキューブさんにどんぐりさんはSですね、と言われたことが気になっています。彼女はとってもSなので、SSだな〜と、どんぐりは思うのですがね。

2008年5月29日木曜日

もう元気だよ

この場をおかりして、お友達のにっくまんさん、どんぶりさん、どんぐりは元気ですから心配しないでください。にっくまんこそ、もう少しで引っ越しだからビールでも飲んでエッセー書いてください。どんぶりさんこそ、ニクバナレ早く治りますように念を送っておきます(怨念じゃなくて)。やっぱり、健康第一だね。

大家さんの自転車カバー

またまた大家さんネタです。大家さんは自転車に乗ります。家の前庭の木にチェーンでつないで青いシートをかけておいています。先日、なんと銀色のカバーを買ってきました。それなのにしばらくの間、前後を逆にかけていました。’なんか、後ろの方が余ると思ったのよね〜’。どんぐり、はらわたがよじれるほど笑いました。ところが今日、旅行から帰ってきた大家さんが言いました。’タクシーのドライバーさんが言うの、あのモーターバイクのカバー、家の息子のと同じだって’。そうなのです。大家さんはどうやらバイク用のカバーを自転車にかけていたのですね。どんぐり、息ができないぐらい爆笑しました。もうこれ以上、あのバイクカバーに関して面白いことは起こらないと誰が言えるでしょうか?

2008年5月28日水曜日

ちょっと考えた

週末から時おり胃が痛くて、昨日も夕方に床でごろごろしていました。たまたま読んだ本のせいもあるのか、こんなことも考えました。あまり深刻に考えなくなったなあと。深刻にいいことはないからな〜と。深刻もだいたいは後から考えると深刻じゃなくて、たいしたことじゃないことが多い。それよりも、あのイチゴがおいしかったな〜だとか、おじいちゃんにワンピース買ってもらったな〜とか、そういう思い出の方が大抵は元気の源になっている、と思うから。いつもとはいかないけれど、そういうふうに思うようになってから、昔に比べたらよっぽどオキラクになったかな〜。

2008年5月27日火曜日

Dr どんぐり

私事でなんですが(そればっかりなんだけど)、週末からどうやら胃がおかしい。手がぱちぱちにむくんで、体のこりがひどい。理由はなんだ?冷え?とりあえず、午前中はこれを解消しましょう!という日にしました。とりあえずは元気なんですがね。まずは、インターネット検索しました。胃とむくみは関係しているようでした。今日は寒いので、湯たんぽを抱いて手と足のマッサージをして、背中のこりには、、、薬箱から見つけた温湿布をはりました。いや〜背中に湿布を貼るのって難しいですね、なにせ一人なので。

人間は、考えていること、やっていること、体、この3つがバラバラになると病気になると本で読んだことがありました。3つがそろっている人の方が少ない世の中だと思いますが、気を付けたいものです。30代に入っていろいろ変わっていかないとなあ〜なんて思った日でした。まったく、仕事がはかどらなかったのですが、今日がバンクホリデーだということで自分を許しました。

2008年5月26日月曜日

レタスとミルク

今日は日曜日にもかかわらず、先生に呼び出されて彼女のフラットに行ってきました。夏の学会でのシンポジウムでイギリスのデザイン教育について一緒に発表するので、そのアブストラクトを書きに行ったわけです。まあ、一時間ぐらいで書き上げて帰り際に、’ミルクとレタスいるか?’。しわくちゃで死にかけているレタスと半分残っているハーフパイントのミルクをセインズベリー(スーパー)の袋に入れてくれました。ちなみに先生は、’ライオン’、’ゴリラ’、’角刈り’、’ボス’、’こわいピアノの先生’という印象を人に与えます。角刈りはそのままですが、、、。パソコンをリュックに入れてしょって、オレンジのスーパーの袋を中国結びにしてさげて、ぶらぶら歩いて戻ってきました。そのあと、おそい昼を食べて、大家さんに頼まれた庭仕事をやっていたらお腹が痛くなりました。部屋の床にごろりと寝転んで、隣の部屋でTさんが電話で誰かと話しているのを聞きながら(あまりの大声で耳に入る)天井を見ていたらなんだか涙があふれでてきました。どんぐりも弱ると心細くなるのですよ、時々はね。でも、もう元気でこれを書いているのでご心配は無用です。どんぐりはしぶとくて強いですから。

2008年5月24日土曜日

帰り道

今日は夜、夕食を食べにきてくれたお友達をバス停まで送りました。その途中のレストランの前で、お父さん、お母さん、小さい女の子が手前から歩いてきました。私たちに近い方に止めてあった車の鍵をお父さんが遠くからあけると(遠隔操作の鍵?)、その女の子が水色のスカートをひらひらさせて車の扉を開けて乗り込んでいきました。その後ろから、ちょっとドレスアップしたお父さんとお母さんが仲良くやってきました。一緒にいたお友達が、「いいな〜」といいました。ひとりでイギリスに留学していて研究等していると、こういう風景を見て本当にさみしくて自分がみじめに感じます。小説で読んだのですが、家の光があたたかいのは電気の光じゃなくてひとがいるからだと、モデル住宅の光はつめたいでしょって。よその家の明かりを見て涙ぐんでいたこともありました。でも今は、帰るお家がイギリスにできて、私もあたたかい光の中に帰ることができようになりました。いつか日本にもどったらそういうあたたかい場所をつくることができるんでしょうか?ちょっと不安になります。でも、ひとりになってみて涙をのみ込んで、こんなふうに感じたことを考えられるように自分がなれたことが、一番よかったかな。

2008年5月23日金曜日

関西風と夏の風

今日はM家にちょっとおじゃましました。ご家族の方が日本からいらっしゃっていましたので、お土産の水ようかんなるものを(なんとラッキーなことに)いただきました。おいしかったです。一口食べた瞬間に縁側で風鈴がチーンとなりました(実際には私の頭の中で)。それから、関西トークにもまれてみましたが、たのしかったです。もまれるだけじゃダメですね、積極的に絡んでいかないと。私までテンションが上がってきました。今年は大阪で学会だし、日本で夏を過ごすのでなんだか良い風が吹いてきたかな。わくわくしてきました。

2008年5月21日水曜日

ユーモア

大家さんとブラックパスタをつくって食べました。このレシピは近所のカフェメニューで、お店の人から作り方を聞いたので私が時々つくります。何でか大家さんのドライなユーモアの話になりました。わかっていない人が聞くと嫌になっちゃうくらいドライです。でも、ユーモアって大事ですよね。代え難い現実におこった不幸を自分がアプローチを変えてみることで180度変わってみることができるのですからね。ヴィクトール、フランクルの強制収容所での経験にもとづいた「夜と霧」のなかで、ユーモアは最大の防御であるというフレーズがありました(あったはず、、、)。強制収容所のなかでもユーモアは最強の防御であったということが、今でも私の頭の中に残っていました。高校生のときに読んだのにね。

2008年5月20日火曜日

放浪

角田光代さんのインタビュー記事からです。

ゆらゆらと旅をした若い日々。
下の世代を眺めて「いろいろあっていいなあ」という感慨にひたることもあるという。
「何でもできるじゃないですか。断食したければ断食できるし、ボランティアも、おしゃれもできる。で、嫌になったらやめられる」
書くこともできますね、と水を向けると、にっこり笑って頷いた。
「いいと思いますよ。書けば書くほど上達する。とにかく書いてみる、ということはだいじです。」
世の中にはおいしい話、簡単な道ってないと思うんです、と角田さん。
「私は運がないので、努力するしかない。あんまりいい目を見たことがなかったから、すっごく頑張らないとだめだったから。だから」
努力することに対して疑いを持たない。きっぱりそういい切れる人は、最初から大人だったのではない。放浪を経て大人になったのだということを、旅の途中の人は覚えておくのがよろしかろう、と思う。

いろいろあるけれども、大事なことはその人がどんなふうに放浪して自分を育ててきたか、育ててもらってきたか、ということなのかな。自分は自分がつくっている。どんぐりもいつかステキな大人になれるでしょうか。

2008年5月19日月曜日

イギリスの日本人

大家さんに誘われて個人のお宅のオープンガーデンに行ってしまいました、それなのにいきなりクリームティーを頂いてしまいました。いろいろ手入れの方法など教えてもらいました。盆栽なんかもあってなかなか面白かったです。このようなオープンガーデンはイギリスではよく行われているそうで、入場料なんかはチャリティーにまわされるそうです。それから、お友達のにっくまんさんと納豆を買いにいきました。帰りにハイドパーク(グリーンパーク?)で納豆巻とサラダ巻とカキピーを食べました。今のところ、私にとってPhDは人生に突き刺さった鉄板のようなもです。それが気がかりでいろんなことを我慢したり、できなかったりしているのですが、こういう些細なことがそれを乗り越える力になるのかなと。乗り越えるのか?突き破るのか?逃げるのか?乗り越える方法論を知らないのでとりあえず大騒ぎして、右往左往しているどんぐりです。この状況を楽しめるような強い女になりたいです。そして、今までやってきたどれもが大事な自分の一部であるように思えたら良いなあと思います。

2008年5月18日日曜日

Brown Dog

夕方、大家さんとPさん(親戚)と私でブラウンドッグというパプレストランに行きました。歩いて5分ぐらい。とても良いところで新聞にも載ったそうです。私はイギリスの白ワインを飲みました(チャレンジングですな〜)。そして、イギリスの魚料理を食べました。イギリスではデザートのことをプディングというのですが、私はメレンゲを焼いたのにアイスクリームとブラックカラントのソースがかかったのを食べました。こうしてイギリスのことを知ることができるのは幸せだと思います。ここ数日元気が出ないから、お食事なのにテンション低くて雰囲気悪くなるんじゃないかと心配していました。でも、一緒にいてもリラックスできる人、大好きな人と過ごすことで何だか元気がわいてくるものです。いろいろな話をしたけど、今度はダンスに連れて行くって、、、1960sの曲ばかりやるところがあるそうです。どうしましょう、、、。私、踊ったこと無いんですよね、、、。運動会とか盆踊りの’佐渡おけさ’と’会津磐梯山’だけです。二人ともノリノリです。

2008年5月17日土曜日

いまいち

昨日、今日といまいち元気が出ないのです。低気圧のせいで咳がではじめたせいもあるのですが。研究も見直しをすすめられたりしたし、終わってゆく人たちを見て焦っているのか?どれもいつものことなのですがね。でも、心配しないでくださいね、いつものことだから。皆さんは元気が出ないときはどうしているのですか?もう寝ることにします。おやすみ。

2008年5月16日金曜日

WHがわからない

昨晩、わたしよりもはるかに若い、お友達のにっくまんさんから教わりました。何を教わったかというと、KYみたいなやつです。KYは空気読めないという意味じゃないですか。MMは、まじむかつく。MK5はまじきれる5秒前。でも、WHが思い出せないんですよ。世界保健機構みたいですよね?

こけちゃいました

昨晩、夢の中でこけちゃいました。そん瞬間に目が覚めて布団の中で、ズルッとすべっていました。こんな夢は夢占いの本に載っていないよな、、、。今日の日記はこれで終わりかよ!って?実は昨日は何かだるい日で、先生の用事をやったりしたけど、自分のことは何一つやっていないのでした。アドレナリンもドーパミンも出ない。いまひとつな日でした。でも、お借りした’手紙’読みきりましたよ、YMさん。人生におこることは良い悪いじゃあ無いのですね、決断してチャレンジし続けることなのですね。

2008年5月15日木曜日

地震

中国、四川省で地震がありました。BBCでも毎日、取り上げられています。イギリスでアジアのニュースを聞くと本当に遠いところなんだなあと感じてしまいます。そのように感じることがかなしいです。私の実家の新潟でも私がこちらにいる間にいろいろな不幸がありました。中越地震は本当に心配しました。でも、私は何ひとつ共有できませんでした。私の中に後ろめたさがのこります。誰もいない年末の図書館のコンピューター室で、避難生活をしているお年寄りの記事を読んでは涙が止まりませんでした。田舎を出てきたことで私は大事なものをたくさん無くしたんじゃあないかと思いました。中国でも一人でも多くの人が助かってほしいです。

アリゲーターかクロコダイル

今日は、何だか疲れた。ぐったりして7時頃帰ってきたら、同居人のTさんが昨晩見た夢の話を始めた、、、。ヒュージ(巨大)、ヒュージ(巨大)アリゲーターが夢に出てきて食われそうになったそうです。それについて10分ぐらい夢分析を自分でしていました。その間に私は夕食のチキンを焼きました。アリゲーターはアメリカで、クロコダイルがオーストラリアだったかな?と、私が言ってみました。そしたら、あれはクロコダイルだったかもしれないというではないか、、、。大家さんはチーズを夕食に食べると悪夢を見るというのでが、Tさんはチーズでも食べたのでしょうかね?今晩はナイスガイの夢を見るんじゃないの?って言ったら、例のごとくひっひっひっと笑っていました。良い夢を見てくださいね。

2008年5月14日水曜日

神様、ちょっと難しいです。

今日は午後、お友達のにっくまんさんの来年度の下宿先を探しに行きました。帰りに、冷たいコーヒーをごちそうになりました。にっくまんさんのご両親はとても優しい方達のようでした。そして、お父さんお母さんが、とても優しいということをちゃんとわかっているにっくまんさんも優しい子だなあと思いました。いくら家族でも理解しきれないことはたくさんあるけれど、そのままの相手を受け止めることが良いんだなあと思いました。そんなことを思っていたら、来年のスカラシップに落ちた私に、最短でPHDが取得できると信じている父が’神様は乗り越えられない困難は与えない’とかいう重いメール(内容が)を送ってきました。私はそんなに強くもないし、かしこく無いのです。神様、ちょっと難しすぎますよ〜(涙)。

2008年5月13日火曜日

ジャパニーズヒッピー

夜に大家さんと、Tさんと、私で庭でご飯を食べました。大家さんのネギとハムのクリームスパゲッティとワイン。アイスクリームに庭のミントをのせて食べました。マルチカルチュアリズムが話のネタでした。

私のジ−ンズの膝に穴があているので大家さんがヒッピーになったのかって。Tさんが、これはファッションだって。私は、ただ穴があいたんだって、、、。ジャパニーズヒッピーは今日もトンチンカンな家に住んでいるんだなあと実感しました。大家さんは、以前穴のあいたジーンズを買って、息子のAに’ママ、それは若すぎるって’と言われて、娘のTにあげちゃったって。

2008年5月12日月曜日

今週のノルマ

今週は、、、
To make a diagram about history of craft in schools subjects in England and Japan.
To revise a structure of Chapter 4 .
To complete a document analysis of Art.できれば、Technology &Home Economics も。
をやります。


イタリアでオオソトガリ、フランスでシバク

今日は教会でコンサートがありました。こういう時はイギリスに来て良かったなあと思います。その後は、パブでジュースを飲みました。他の参加者はビール。ビールがうまく感じることができる方法をMさんとMさんに教えてもらいました。いつか試してみようと思います。ところで、関西人は列の外側に並ぶそうです。それは、早く進むから。カーブの内側は進みが悪いそうです。それを、’オオソトガリ’と言うそうです。Mさんのご主人はイタリアでこの技を使ったそうです。また、フランスで列に割り込みをされた人は多いようです。そこで、Yさん、しばいてやったそうです。皆さん、面白い方ばかりです。

2008年5月11日日曜日

笑い話になる日

パブでにっくまんさんとジュースを飲みました。夏のイギリスで夕方、気のおけない友達とパブですごすことは私の夢でした。ヤットかなった。5年目にして。今までは、みんながそうするのを見ていてすごくうらやましかったです。簡単そうでできなのですよ。夕方のそういう時間って忙しい人も多いわけだし。いろいろ今までのことを話していたんだけど(爆笑しながら)、どれも実際に起きたときは悲劇でした。どん底だと思ったことなのに、笑って話しているんですね。どちらかというと大変なことの方が後でおもしろ話になったりしています。前に大家さんと本の話をしていて、ハッピーハッピーな話よりも大変な人生の話の本の方が面白いのよね、って。人は苦労や悲しいことに共感するようにできているのでしょうかね?もしも、そうだとしたらうまくできているものですよね。これらのことから二つの理論が導きだせるのではないでしょうか?
1、悲劇は笑い話になるか、後でその人を支えるような肥やしになる。
2、人は人の苦労により共感する。
まあ、これがどんな人にも、状況にも当てはまるわけではないということも事実ですよね。でも、いつかPHDの研究のことを笑って話せるようになりますように。

夜のチュートリアルとにっくまん

また、先生のフラットでチュートリアル。今度は夜の8時からでした。家から歩いてちょうど40分。あまり雰囲気の良いところではないので、気を引き締めていきました。途中で仕事帰りに一杯飲んだ人が何人かで道路にしゃがんでいたり、、、。無事着いてから、かれこれ2時間半、終わったのは10時半でした。まあ、ソファーにならんですわってディスカッションしたり、一緒にパソコンで書いたものを見たりしました。

自分が思ったよりもデーター集めの後が大変で、なかなか分析ができなくて、自分では遅いなあとイライラしていて、もともと複雑で微妙なデーターを無理矢理クリアーにしようとしていました。はっきり言えないから質的研究なのに、それをそのように書かなくてはならないのにです。先生に説明しながらいかに私がイギリスでの研究や日本の先生のおっしゃったことに影響を受けていたか改めてジカクしました。

最近のチュウトリアルは以前のように先生に追い立てられたり、怒られたりはなくなりました。あかわらずこわいのですが、、、。でも、どちらかというと話すことで先に進める感じです。それに、この研究は、自分がやっていくであろう研究の初めの一歩だということは忘れてはいけないんじゃないかと思いました。毎日やっていることはずっと続いてゆくということなのでしょう。

帰りは競歩でバス停まで行きました。酔っぱらいの多い金曜日の夜でした。ちょっと心細かったですが、お友達のにっくまんさん(女子)がテキストを送ってくれたりして応援してくれたので助かりました。そんなにっくまんさんに登場してもらいます。どうもありがとう。

わらい

い〜ひっひっひっ、、、、。一緒に住んでいる南の国出身のTさんが笑っているのが聞こえます。きっとイギリスのコメディーを見ているのでしょう。ふふふふーひい〜ひっひっひっ、、、、。すごいです。ウヌヌヌ、、、。今までに聞いたことのない感じの笑いです。わはははは。ふふふふ、、、、。笑いも人によってこんなにも違うんですね。ひひひひひー。うつってきました。ほほほほほ。

2008年5月8日木曜日

ちかい

自分がいかにのんびり論文を書いているかが判明してきました。ジカクはしていたものの、昨日、自分のプロポーザルの研究計画を読んで反省。予定ではこの秋に終わるはずじゃあないですか!!!

次の2ヶ月の目標(ノルマ):7月の一時帰国までに必ずChapter4 を終わらせて、Chapter5の下準備をする。
今週の仕事;completing document analysis (Japan)
今日の仕事;1 writing about types of crafts taught in the Japanese schools, 2 improving document analysis. 

私事でなんですが、書くことで先に進めそうな感じがするので。

2008年5月7日水曜日

ひとりでいてもこわくない

「だけど、友達たくさんできた方が良いじゃない?」
「、、、けどさ、ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことの方が、うんと大切な気が、今になってするんだよね。」(対岸の彼女、角田光代)

最近、学校でのいじめのことを聞くことがありました。私には子供はいないけど、いろい考えてみました。

夕方の林の中で

夕方、8時ぐらいにミルクを買いにハイストリートまで出て、あんまり気持ちのいい日だからコモンを散歩しました。みどりの草と木がきれいでした。一人で歩くのがまた良い。体が落ち着く感じ。自分は思っているほどいろいろなものに縛られているわけではないとはおもうんです。でも、自分が自分で決めつけたことにがんじがらめになってしまうなんてことがあります。どんどん細かくなって、自分で決めて自分をしばってしまう。そして、イライラして。でも、単純に緑が気持ちいいとか、空が大きいとかいうふうに、考えや気持ちがどんどん広がっていくことが自然なんだなあと思いました。何かが足りないとここ4、5年ぐらい思っていたけれど、そういうことなんでしょう。ひとはどんどん広がってゆけるのしょう。

2008年5月6日火曜日

輝いている私

ベトナムで子供たちととった写真を見て、お友達が ’良い笑顔してますよ’って。確かにあの時は、本当に自分が自分でいた気がしました。そういえば、あの時から自分が自分らしくいることが大事だと感じるようになりました。とても自然でいられたと思います。今の自分はどうなのかなあと、考えてます。

2008年5月5日月曜日

セルフポートレイト(春バージョン)

自分の似顔絵変えてみました。春バージョン。緑のシャツは春を意識してデイジー模様です。前髪をパッツンと切りました。トレードマークのため、ドングリの帽子は残念ながら脱げません。禿げているわけじゃあないですよ。

ガーデニングの春

今日、ついにガーデニングに手を出してしまいました。アレルギーとやったら止まらなくなるという理由で我慢していたのです。バスルームの窓から外をのぞいたら大家さんが草むしりをしているのが見えて、いてもたってもいられなくなりました。草むしりなんて、小さいときは最悪のつまらない手伝いだったのに。いまは、土を触るのとか、外の匂いがとても気持ちいいです。研究と違ってやればやっただけの成果が目に見えるんです。マスクをしてやったのに、いま、頭が痛くなってきて、咳が出始めました。やっぱり、早く研究を書き上げろということなのでしょうか?

2008年5月4日日曜日

むしか?

本を読んでいたら’人は天候に左右される’とあった。まあ、小説なんだけれども。イギリスは今週末は久しぶりに天気がとても良いので、街は人でどこもにぎわっている。天気がよいと朝からゾロゾロと虫みたいに人が出てくる。でも、天気が悪い方が多いイギリスではやっぱり鬱々しやすいのだろうか?

2008年5月3日土曜日

The best library

私が一番いいと思った図書館は、メルボルンの州立図書館です。あそこは勉強するところがスゴク良いのですよ。最近はローカルの図書館に行っています。

2008年5月1日木曜日

トイレで春

このごろ通っている図書館の地下のトイレに不思議なドライヤー発見。手を乾かすドライヤーありますよね?それが顔も乾かせるようになっているやつがあったんですよ、そこに。インストラクションもあって、絵の解説も。スーツを着た人が顔を乾かしています。自分も一人の時やってみました。イギリスは最近寒いので春を感じました (おいおい、トイレで春かよ)。

2008年4月30日水曜日

それでも繰り返す

日本から戻ってちょっとホームシックなのか楽しかったことを思い出します。その時その場で感じていることとは別に、後になってから、思い出になってから感じる’楽しかったな’と一緒に残る、’もう同じところには戻れないんだな’というさみしさのようなもの。思えば、こういうことの繰り返し。楽しいことも悲しいことも、思い出になって、の繰り返し、、。止めることもできなくて、ただただその波にのっていきます。ただ、最近はそれでもいいもんだなと思うようになってきているような気がするどんぐりです。

2008年4月28日月曜日

花粉の季節

いよいよ花粉の季節となりました。カモガヤアレルギー&喘息の私にはつらい季節となりました。でも、この季節はとてもきれいなんですよね、イギリスは。ガーデニングだっていっぱいしたいのに、、、。ここ数年は、植物や土に触ることが特に気持ちよく感じられるようになりました。人間といるより土とかいじっていた方が良い時があります。そのまま埋まってしまいたくもなっちゃうんだけど、それは危ないか?


うちの庭

お誕生日

4月23日は大家さんの誕生日なので、カードとバラをあげました。そして、大好物のカレーを作って一緒に食べました。

あれから一年

お友達のMさんに女の子誕生。彼女はちょうど一年前にここに登場しました。その時は彼女の結婚について書きました。そして、あれから一年、かわいいS子ちゃんが生まれました。同じPhDの学生としてなんだかいろいろな大変なことを共有できた彼女のことだから、ベイビー誕生にちょっと涙グンでしまいました(歳のせいか涙腺がゆるいのでしょうか?)。

そして、そんな彼女のことを考えて、あれから一年か、、、と。時間は確実に過ぎていっているのですね。もう一年というより、ちゃんと時間は過ぎっていっていることに安堵感のようなものを感じました。

4月

うっかりしていたら、4月に入って一度も書いていなかった。いい訳だけど、学会出席のためちょっと一時帰国していました。

毎年のことだけど、日本の春があまりにもきれいでちょっと今はホームシック気味です。春はどうもね、、、。草木が息吹く勢い、エネルギーに負けそうになるというか、その生命力がこわい。そんなことないですか?私だけ?

それから、春にはいろいろな新しいことが始まりますよね。東京では新入生、新社会人、、、、新がつく人であふれている。私はというと何だか今年も何も始まらない私の人生を振り返ってしまう。だけど、新しく何かを始めた人、私のように何も始めていない人、すべての人に幸あらんことを。

2008年3月19日水曜日

とてつもなく青い空

チベットで暴動が起きたそうだ。私がチベットに行ったのは1999年だったか?現在のダライラマは1959年3月にインドに亡命している。その40年目の3月に私はラサにいた。そういう時期だから、真夜中に公安が部屋に来ていろいろ聞かれたのをおぼえている。次の日からラサから一歩も出てはいけなくなってしまった。許可書のない外国人はチベットから出て行ったのでずいぶん街が殺伐としたのをおぼえている。お寺からの僧侶の出入りは制限された、、、でも、巡礼に来ている人たちは相変わらず五体投地をしてやくバターをおそなえして、、、ラサの空はとてつもなく青くて、、、みんなのホホはまっかっかで、、、いっしょに歩いたおばあさんたちはとてつもなくやさしくて、、、そのフトコロの深さにびっくりして、ジョカン寺だかの寺の前で座り込んだ。あれから、あんなに青い空を見たことがない。私の’飛行機を使わないでチベットに行こう!旅行’は今では大事な思い出。どうやって行ったかというと、バス、フェリー、汽車。東京から片道一週間だったかな。

イースター

今年はイースターが早い。スパーでも卵のかたちのチョコがたくさん並んでいた。実はイースターが毎年違う時期だなんて知らなかった、イギリスに来るまでは。おまけに、キプロス&ギリシャイースターはイギリスのイースターとこれまた違う時期だ。今日は大家さんにピーターラビットの卵をもらった。ウサギ卵?皆さん、ハッピーイースター。

今回はお友達メンバーの皆さんの中から、Kさんにイースターにちなんで変身してもらいました。テーマは、’私、羽ばたきます’。Kさん、羽ばたきましょうね。

2008年3月17日月曜日

ズンズンモクモク

夕べは先生のフラットでチュートリアルだった。夕方には雨も降っていたし、なんとなくだるくて行きたくなかった。でも、いったん始まると時間はあっという間に過ぎていった。ディスカッションもすごく刺激になった。いったいどこにそんなパワーが残っていたのかという具合に。自分一人で考えるのも大事だけれども、誰かとディスカッションしているうちに点と点がつながることがある。体はだるく、疲れは残っていたのだけれど、頭はなんだかちょっと活性化した。真っ暗な夜道も、雨風も、酔っ払いも、何にも気にならなかったし、ズンズンとモクモクと歩けた。

2008年3月13日木曜日

エキゾチック

今日、大家さんに足マッサージをしてもらった。レフレクシオロジー? それで、大家さんが買ってきたキャンドルを使おうと思ったら、そのキャンドル虫除けだった、、、’ザッツ、オウフル。アイムスチュピット。(訳;相当ひどいわ~。私ってばかよね~。)’。エキゾチックな国で虫除けに使うものらしい(かえって、弱っちゃうわ)。私の体は、やっぱり首、肩、腰、胸が悪いそうだ。あと、緊張しているのと、疲れているらしい。自分じゃ、毎日のんびりやっていると思っているんだけど。強い足をしていると言われた。最近、弱い弱いって先生に言われていた。本当は強いのね私。よっぽどこの生活が合っていないっていうことか?とりあえず、虫除けキャンドルの香りで足マッサージは回避した。





大家さんの似顔絵描いてみた。

2008年3月12日水曜日

maomaさん

maomaさんからガラスの作品が届きました。どうもありがとう。大事に使わせてもらいます。それから、保育園決まって良かったね。春からまたがんばってね。応援してるよ。